3月は星の動きがダイナミック。
天王星が一度2018年11月7日に牡羊座に戻り、そこからまた順行になって、3月6日の明日、牡牛座に戻ってくるという大移動があります。
これまでの、天王星と牡羊座の組み合わせは、世の中の不正なことが、どんどん暴かれて、正されていく。とてもエネルギッシュで、アグレッシブな雰囲気でした。
それが、今回、天王星の「改革」と「新しいものを持ち込む」エネルギーが牡牛座に入っていきます。。。牡牛座は、固定で地の星座なので、12サインの中では一番頑固な星座。
なので、天王星のような改革者に対して、これまで積み上げてきた自分たちの居心地のいいスペースを侵されたくないと、牡牛座としては、ものすごい抵抗と反発がやってくるのではないでしょうか。。。
私個人のイメージですケド、、、
"ゲーム・オブ・スローンズ"に例えると、贅沢の限りを尽くしているサーセイたちの住むキングズランディングに、腐敗した絶対君主制を倒すため、デナーリスらがドラゴンに乗って火を吹きながら参上するような感じでしょうか???
ちょうど、4月から最終章がスタートしますね楽しみです
ということで、天王星牡牛座入りの瞬間のチャート。。。
ここで、「天王星は、私たちに何をもたらしたいのだろう???」ということを考察。
牡牛座は金星がルーラーで2ハウス。
経済、お金、豊かさ、、、そういったキーワードが出てくると思います。
でも、牡牛座を持つ方に聞いたら、そんな単純なもんじゃないような気がするのです。
(私の牡牛座は、キロンとパラスなので、遠い存在)
牡牛座は地のエレメントで、五感に優れていると言われます。
牡牛座の本物を追求する感覚は素晴らしい
例えば毛皮のコートがあったとして、、、
「見た目が同じで、機能性がほぼ変わらないなら、天然でも合成でもどっちでもいいんじゃない?」
と思う、風の感覚とは違います
本物の素材の触り心地とか、暖かさとか、長持ちする確かさとか、、、、色んなものを肌で感じて、その品質の良さをよく分かっている。
それは、私たちが肉体を持って、物質界で生きるために培われた能力なのだと思います。
また、牡牛座は、アイディアを物質化(カタチ)にするのが得意。
例えば、私の父は大工で、水星と金星に牡牛座を持っています。
だから、家の材質にものすごくこだわる。。。
すぐに劣化するような材質は嫌い、現代の高気密で暖かい住宅よりも、昔ながらの長持ちする木の家を好みます。
生きるための確かな感覚と創造性を、牡牛座は持っているように感じます。
そこに、天王星は、普遍的なものを持ち込むのです。
私たちが生きるために、地上に築いてきたもの。
その中には、正しいもの、腐敗したものもあるし、まさに玉石混淆です。
私たちは、経済主義の世の中になってから、勝ち組、負け組という分類をされて、お金や地位・名誉を持っている人が豊かで、素晴らしくて、いい暮らしができるという価値観に洗脳され続けてきました。
でも、本当にそうでしょうか?
2011年の天王星が牡羊座に入ったタイミングで起こった、東日本大震災では、家も着るものも全て流された人が大勢いました。
そこでお金は、すぐには役に立ちませんでした。
逃げた後、寒さと飢えに直面しました。
彼らには、暖をとったり、何か調理された食べ物が必要でした。
必要な物資を運ぶために、まずは、人の手で瓦礫をどかさなければなりませんでした。
持っていたケータイは、電波も繋がらなくなり、電気のない生活は不便さを強いられました。
この時、「私たちの築いてきた文明社会はなんて脆かったんだろう」と感じた人がどれだけいたでしょうか。
食べ物や毛布をかき集めて、助け合いながら、震災にあったその日の夜を過ごしたとか、、、
政府の助けが来る前に、地元で重機を持っている人々が、瓦礫を撤去し、道路をなんとか通れるようにしたりだとか、、、
そこに必要なのは、人同士の助け合いと、知恵と実行力でした。
愛、協力、行動力が試されたのです。
だからこそ、、、今こそ全ての日本国民に問います
私たちに本当に必要なものは何でしょうか?
生きていくために何が必要か・・・?
これから、天王星が牡牛座に本格的に活動を始めれば、射手座の木星と山羊座の土星、魚座の海王星などの、正位にある天体たちと協力して、真の豊かさや、社会経済のシステムを再構築していきます。
しかし、その前に私たち一人一人に「真の価値とは何か?」を問いかけ、見極めさせることになります。
それは、私たちが、水瓶座時代に必要な「個性」を開いていくためのプロセスだからです。
「何に価値を置いて生きていきますか?」
毎日、私たちが食べるもの、働き方、何を大切にして人生の時間を過ごしていくのか。。。
ちょうど、3月6日は、魚座で水星逆行も始まります。
内側と深い部分で見直す期間となるでしょう。
てな感じで、話が長くなりすぎたので、、、後半へ続く・・・(?)