という母からの電話で、今日は帰宅しました。
帰宅すると、やはり真っ暗。
大雪による復旧のメドが立たない停電で
家の中は、勝手にキャンドルナイトになっていた(笑)
わざわざキャンドルナイトをするイベントと違い、
アンプラグドというか、、、笑
もう、そうせざるを得ない状況。
山奥に住んでいるので、大雪になると、必ず停電をするのが恒例なので、停電も慣れっこですけど。
新築になってからの停電は、今夜が初めてです。
まだ暖炉を取り付けていないので、薪ストーブがなく、
凍えながら、一台の反射式ストーブに頼り、
キャンドルを灯しながら過ごす夜になりました。
そうえいば、3.11の震災の頃も、いつ復旧するのかわからなくて、1週間から2週間は、電気が使えないことを覚悟して暮らしてたな~と思い出します。
停電は不便だけど、こういうことも、たまには必要だと感じます。
暗くて、WiFiもつながらない(笑)
それに、テレビもつかないから、無駄に情報が入ってこない。
何もない時間。
日中は明るくて気づかず過ごしていた空間に、
暗くなると、闇と静寂がおそってくる。
きっと、毎日、こんな瞑想のような時を、古代の人々は毎晩過ごしていたんだろうな~と、つい想いを馳せてしまいます。
災害などで、一気に不便になると、
それまで当たり前だと思っていた私たちの生活が、
とてもありがたいコトだったのだと、体感として理解できるようになる。
メディアとか、ケータイからの縛りもない空間だから、
自然に会話も増えて、家族とも向き合える。
だけど、それ以上に、
この静寂で、何にも縛られない、ゆったり流れていく時間はすごく心地よく感じる。
何にも持たない方が、自分と深く向き合えるし、
飾らない自分に戻っていくような感覚。
何もできない自分に気づいて、
何もしなくていいことにも気がついていく。
生き方がシンプルなほど、純粋な自分の願いに気づいていける。
だから、たまには、
こうやって全部を取り上げられて、
不便な生活を強いられることも必要なのだと思う。

と、いう記事を書いていたら、停電がちょうど復旧しました(笑)
もう少し、キャンドルの灯りで過ごすのも良かったかな~