「言い方」が変われば「人生」が変わる。
人生を変えるには「言い方」一つ。
よく耳にするフレーズです。
言い方一つで画期的に人生が変わるならそんな簡単なことないよね~!と思いませんか?
しかし、世の中の誰でもが「言い方」の大切さは理解しているはずです。
日常生活の中でも気をつけているはずなのに、ここぞという時にうまい言い方ができず、もどかしい思いをしている人が大半なのではないでしょうか?
「話し方」は、一瞬一瞬が勝負です。
口から出た言葉は、汗と同じて体に戻すことはできません。
即座に言い換えるには非常に難しいものです。
イライラしてる時は、シャープな言い方になるし、
疲れがたまっている時は、的外れな言い方になったり、
その時の気分や状況によって、話し方が変わってしまう。
言い換えれば、
「言い方」は技術ではなくて、気分によって変わってくるということです。
この気分とは、自律神経のことです。
小手先の技術で、「言い方」をどうこうしようとするのではなく、
自律神経を整えて、本当の意味での「言い方」を完治させる必要があるということです。
コミニュケーションの核となる「見る・言う・聞く」の中で、
唯一、自分でコントロールできるのが、実はしゃべることなのです。
「口は災いのもと」といいますが、
本当は、「口は幸運のもと」です。
あなたが人と会話している中で、相手に「いらっと」される傾向がある場合は、
自分の話し方にも問題があるのではないかと考えでみてください。
相手の心を「ざわざわ」させてしまう「言い方」をすると、相手の自律神経が乱れて結果的に自分自身にとってさらに不利な状況になってしまいます。
「言い方」と「自律神経」は、つながっています。
「話し方」は「医学」として捉えていかないと「言い方」は治りません。
交換神経の(緊張)と副交感神経の(リラックス)が常にいい状態でいられるように、
自分自身のパフォーマンスを常にフラットにもっていくことです。
もし、あなたの中に何かしらのプライドが先行して素直になれず、「言い方」を変えることが出来なかったのなら、その感情はそぎ落としてしまいましょう。そうすることで自分の器を大きくすることができ、「言い方」がかわってくるはずです。
いつも、いつも、人を「いらっと」させる人が身近にいたら、その人はある意味病気です。
そこに、腹を立てるだけ、自分の自律神経が乱れるだけなので、あなたの心は常にフラット!フラット!です。
職場の人間、家族、友人を「言い方」で落ち込ませて、あるいは、あなたが落ち込んで、
パフォーマンスを低下させる必要はないということ。
誰にとってもデメリットでしかないということです。
《言葉を発する前に意識する10のこと。》
・ゆっくり話す。
・心に余裕をもって話す。
・笑顔で話す。
・抑揚をつける。
・相手の話を聞く。
・無駄な想像をしにい。
・ポジティブに。
・褒める。
・呼吸をする。
・背筋を伸ばす。
言葉の選び方で、人生は豊かになります。
私が、皆さんに向き合うときに一番必要とするエネルギーが「言葉の力」です。
人生を形作る最大のツールが「言い方」だからです。
フォーチュン 山形美紀