母の話しでは、指輪をくれた親友は「私のおばあさんから貰った大切な指輪だけど、日本で親友になってくれた大切なあなたにあげるわ。」と空港で泣きながら指から外して渡してくれたのだそうです。
私はピンク色のまるで花のような指輪を
母がとてもとても大切にしているのをずっと側で見てきました。
そして、私が大人になった時
「ピンクサファイヤよ。そろそろ、似合う時が来たわね。大切にしてね。」と、母が私にくれました。
嬉しくて、嬉しくて、私もとても大切にして来ました。
母が亡くなり、ある時、細かいデザインなので宝石店で綺麗に磨いて貰おうと思い行ったところ、アンティークで細工がとても美しいことと、金もほとんど傷がないことなど、大切にして来たことを大変褒めて下さり、現代ではなかなか無い細工なので、これからも大事にして下さいと言われました。
異国の親友から母へ、母から娘へ、娘から孫へ
そして今年は七夕さまに生まれた娘の子、ひ孫へとピンクの花のような指輪がバトンして行くこと、母はとても喜んでいるのではないかと思います。
まだ私がしていますけれど 笑( ´ ▽ ` )v
女は花であれ 賢く優しい花となれ
╰(*´︶`*)╯♡