『欠点が劣等感になり無意識に押し込めると感情と思考が不一致になってくる』

個性というものは、長所だけのはずはないのだから、欠点があっても別にかまわない。

というか無かったらおかしい（笑）

ところが、冷静な時にはそんな当たり前のこと分かっているのに、

ついつい

他人と比較したり、人の目を気にし過ぎたりしちゃうと、

人は、欠点を劣等感として捉え直し、その感情は暴走しはじめる。

単なる劣等感だったらまだそんなに迷惑では無いのだけれど、基本強い個性の方だと（内に秘めてる場合も）、

他人を批判したり、やたらと怒りっぽくなったり

という行動になったりし始める。

すると、対人関係だけで無く、自分自身の統合という観点からも、だんだんとこじれて手が付けられなくなり、セルフコントロール出来ないという、ご本人にとっても、とても辛い状態になってしまう。

一番困るのは、深いところで劣等感を持っていることを自分自身でも認めないようになること。

つまり「無意識」に押し込めてしまうのだ。

こうなると、もう相当やっかいになる。

攻撃的な人、他人をコントロールしたがる人、権威や立場にこだわる人は、劣等感がこじれている場合が多い。

そこにセラピーしようとしても、本人が認めたくないのだから、こちらの言葉を聞いている風でいて、

その実何も聞いていない

しかし、本人の健在意識は、

「一所懸命聞いてる」になっているから、こちらが「聞いてない（受け入れてない）よ」とお伝えしても、

「そんな事はない

」と心の中で否定する。そんな人ほど、表面では神妙に聞いてるフリをするし。

コントみたいだよ。ホントに。

と、離れて見ている方の私は笑って見ている。

そんな方たちに共通してるのは、被害者意識。

あの人がこうだったら…とか、

この人がこうだったら私だって…

とか、

とにかく他人が自分の理想や願望にそぐわないと、自分の感情をコントロール出来ないで、ブーたれる。

他人にプリプリ怒る暇があったら、自分の機嫌は自分で取るのじゃ

エネルギーの向け先は、自分が心から笑顔になれるようにすることに専念することが大事。

そこに、自分で責任を持ちましょう。

他人に表面で笑顔を振りまいている場合ではないですよ～。
自分の本心の感情は何なのかをしっかりと把握し、見つめながら受け容れて、
自分の人生を生きましょうよ。

人生は案外短いのかもしれない。

他人にかき乱されるほど、イライラするのは、あなたの人生がもったい無いよ。

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