前回の続きになります。



22時半に手術開始して、私が目覚めたのは24時頃だったかと思います。


とにかく痛いのと、全身麻酔を薄めた点滴の投与がつづいているため意識を何度も失いそうになる。

酸素マスクはお昼まで付けっぱなしでした。

お昼からは鼻からチューブの酸素マスクになりました。


痛みで体が動かず、眠くて眠ると呼吸を忘れて苦しくて起きるのを朝方まで繰り返していた。

夫がこども病院のNICUで息子の今後の治療の説明を聞いてくれ、夫が家に戻ったのは朝方4時頃。

電話をくれてしばらく通話していました。

私は今覚えている麻酔の恐怖を全て夫に話して、夫はすごく優しくずっと聞いてくれて、頑張ったね、ありがとうと言ってくれていました。


朝からは助産師さんがとても親切に面倒をみてくれて。私は極度の脱水症状と貧血、麻酔で意識朦朧としていたので、1日目からの歩行訓練はできない、と言われる。

尿がでないのでお水を飲んで!と言われて、なんとか飲むけれど、飲みながら意識が飛んでしまう。

少しぼーっとすると呼吸を止めて意識失ってしまうので何度も起こされる。


痛いから麻酔点滴をたくさん入れていたけどもう限界だと感じ、勇気をだして止めてみる。

痛い。でもぼーっとするのは激減した。

内服薬に切り替える。

本当は皆がしばらくしている腰からの麻酔が出来たらいいんだけど菊地さんは出来ないから辛いよね、と助産師さんがとても配慮してくれた。


赤ちゃんの話を聞き、早産の赤ちゃんには母乳がとても大切だと言われる。


麻酔が切れてきた夕方、手で搾乳してみると全く出ない。

全身麻酔での出産は母乳が出にくい、と言われ焦る。


1人目は2年間完母で育てたので、母乳には自信があったけど今回はだめかもしれない。

早く産んでしまって、母乳まででなかったらどうしよう、号泣してしまう。


でも泣いていても仕方ない、とそこから夜間、頻回で胸の刺激を始める。

アラームセットして2時間おきに刺激。

全く出ないけど続けてみる。

助産師さんも協力してくれ、夜中も頻回刺激する。

後陣痛が激痛だけど、赤ちゃんにとにかく母乳をすぐにでも届けたいので痛みがどうでもよくなってくる。水分もしっかり取れるようになる。


術後2日目


まだ母乳が出ず泣く。

歩行訓練開始、ヨタヨタ少し歩けたので、夫に車椅子を押してもらいNICUに初めて赤ちゃんを見に行く。

思っていたよりずっと小さくてとてもとても頑張っていて、会えた嬉しさと申し訳なさと不安心配で声が出ない。声をかけてあげたいのになんてかけたらいいかわからない。かわいすぎて、怖くなる。

どうかどうか無事に大きくなって欲しい。

その為に出来ることは何でもしようと誓う。



貧血が悪化していてまずいから、これからすぐに輸血しますと言われる。2パックを輸血。


その日の夜、初めて母乳が出た!

0.7CC、ほんの少しだけど搾乳ができて嬉しすぎて泣く。

ここから、さらに搾乳を続けて産後五日目の今は5分ずつの搾乳で14CC位はなんとか搾乳できるようになった。

6日目の今日は5分ずつで30CC取れるようになる!嬉しい。


本当に先生、助産師さん達のおかげです。

つらくて泣いた事もある入院生活の中で前向きに在ろうと考えていられたのも、とても良くしてくださった医療従事者の皆様のおかげです。


さらに息子をとてもとても手厚く治療してくださる先生、看護師さん、今後ともどうかよろしくお願いいたします。

わたしにできることは何でもやっていこう。

ほんとうにありがとうございます。