42 湯巡り  想い出綴り・・・檜山・渡島の名湯巡りとアワビ三昧の巻 2006/03/03-06 | Mr.Youngの全国 ホンモノ温泉巡りと気まぐれ & お出かけ忘備録

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2002年夏から今までの 全国秘湯・名湯・ホンモノ温泉を巡った体験記とアチコチを巡った気まぐれ・・・お出かけ<旅日記>など・・・

2004年夏の北海道半周 湯巡りに続き 今回も 函館在住の後輩と檜山・渡島の名湯を辿ることになり


ました。平田内温泉の宿では スペシャル プラン(平田内のアワビ三昧とか・・)企画発売中なので


夕飯のバージョン アップお願いすることにしました。このたびの目玉ですが・・果たして結果は如何に・・


・・・今回の湯巡りは以下の温泉たちのお世話になりました。


温泉谷地頭温泉(再々訪) クマ 知内温泉 メラメラ湯ノ岱温泉 


                手裏剣江差温泉 家平田内温泉チューリップ赤見市温泉 


                          チョキ八雲温泉 ブーケ1桜野温泉 お月見大船温泉上の湯







     

函館空港にはJL-1165便でほぼ定刻到着         シャトルバスで函館駅まで直行



     

昼飯は駅ビル内の食事処 イカ刺し定食 旨し      時間調整の為 谷地頭温泉へ市電で・・・



  

市内にある一級温泉・・・ 函館市営 「谷地頭温泉」







     

知内温泉 正面玄関                       素晴らしい泉質 内湯その-1



     

中庭の露天風呂                         宿の近くに妖しげな蕎麦屋一軒 旨し


知内温泉・・・・・鎌倉時代から湧きつづける道内最古の温泉


         鎌倉時代の宝治元年(1447年)に甲州の城主の命を受けた荒木大学が、金山探しのため

          この地に渡つて発見したとされています。青函トンネルの入り口が1キロ先にあるが、一帯

          は雑木林に囲まれた静かな佇まいを見せている。

          どっしりとした重厚な造りの岩風呂が新館と旧館の両方にあり、また混浴の露天風呂が

          庭園内にある。5本の泉源に恵まれているが、現在使用されているのは3本で、それぞれが

          異なった泉質です。鉄鉱泉、明礬泉、弱塩泉 65度 神経痛・皮膚病・火傷・腰痛・胃腸病

                          松田 忠徳 著 「北海道ホンモノの温泉」 寿郎社より一部抜粋






湯ノ岱温泉「上の国町国民温泉保養センター」      さび色の湯が溢れる内湯


湯ノ岱温泉・・・・・成分濃厚な薄茶の湯が惜しみなく注がれる山あいの素朴な宿


渡島半島の先端、松前半島に基部を貫く道道5号線を上ノ国市街より内陸部へ17キロ

            入ると天ノ川の河畔に湯ノ岱温泉が湧いている。

            上ノ国は文治5年(1189年)に開かれた本道最古の歴史を刻む町である。近辺には

            松前藩400年の足がかりとなった勝山館跡や、室町時代に建てられた本道最古の寺

            上国寺など史跡が多く 北海道の黎明期を彷彿とさせる。

            上ノ国町国民温泉保養センターは、低料金で気楽に湯治気分を味わえる宿泊施設だ。

            湯殿には浴槽は男女とも3つずつ。泉源は2本あり湯量に恵まれているが、そのまま

            入るのにはぬるい。そのため加熱されているが、見るからに成分が濃く、湯船の縁には

            湯の花がこってりこびりついている。

            含土類食塩泉 38度 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・打ち身などに特効 (同)






     

 江差温泉「ゆっこの湯」新築 木造り            その玄関


日本海沿いに北上すると 「五厘沢温泉」も嘗ては鄙びた温泉のようでしたが 今では異質なホテル

が出来て ガッカリでした。 高校時代の机上 北海道旅行編では 渡島半島の「五厘沢温泉」という

妙に心地よい響きに 微かな思い寄せたこと・・脳裏にインプットされて何十年・・・ヤット現地踏破出来る

のに・・・で 素通り決めました。


今夜の宿 平田内への到着時間調整の意味もあって 出発前にネット検索しておきました。

江差にできたての ホンモノ温泉立ち寄り湯です。


江差の町並みを望む高台・・・緑ヶ丘・・・に「ゆっこの湯」はありました。フツーの住宅街に新築の銭湯

的存在。ナトリウム・炭酸水素塩・硫酸塩泉 52度 毎分 300リットルとは見事な泉源です。

内部は清潔 良く清掃されているようで 檜造りもかなりのセンス感じました。







江差の幹線道路も新装 大正ロマン売出し中      旧檜山時代郡役所の建物




てんとうむし てんとうむし てんとうむし




     

国民宿舎「ひらたない荘」に併設「あわびの湯」       その内湯 設備も立派でした。




今回の檜山・渡島の名湯巡りのハイライトはここ 平田内温泉の「ひらたない荘」の夕餉膳に

お勧め <アワビ フルコース>を食することでした。


この湯巡り紀行をはじめから企画してくれた 函館に住む後輩は単身赴任。週末は時間あり余ってるので

四駆唸らして 渡島半島駆け巡っている様子・・・「この辺はアワビが特産らしいので 折角なんで夕飯には

お勧めの<アワビ フルコース>にしたいので・・如何でしょうか・・実は先週 下見に行ってきました。」・・・

・・で ご好意ありがたくいただくことにした次第・・・・


刺身網焼き、鍋、ステーキ、生うにクリームソース、中華風ソースなど アワビ三昧10品の

お出まし豪華コースでした。


     

     




     




     




     




     


こんなの生まれて初めての経験でした。当分 アワビはご遠慮するハメに・・・でも 旨かったです。

宿泊1泊2食 アワビ  フルコースで @ 13,960円ですが・


平田内温泉・・・・・熊石町青少年旅行村の中核施設。松田教授が現地調査した頃は国民宿舎

            「ひらたない荘」の内湯は宿泊棟に直結したようですが その老朽化した内湯

            は使用せず 隣接の「アワビの湯」の内湯・露天風呂を開放していました。

            広々としたスペースでユッタリと湯浴み楽しみました。近郊の人の来訪もパラパラ

            で 殆ど貸しきり状態。

            弱食塩泉 55.5度 神経痛・筋肉痛・関節痛・疲労回復に効果あり







     

見市温泉 「見市温泉旅館」                  その 露天風呂・・・眺め雄大・・・



内湯 絶品の湯質に思わず笑みがこぼれて・・」  織田家の家紋が暖簾に染まる・・・


見市温泉・・・・・「見市温泉旅館」都会の喧騒逃れ静寂の中 ユックリ名湯 堪能したい・・・

          一軒宿

          渡島半島の西側、日本海へ注ぐ見市川の渓畔にヒッソリと湯煙をあげる一軒宿。鉄分を

           含んだ茶褐色の食塩泉だけに 良く温まる。古くから地元の漁師たちに利用されてきた。

           冬場の長期療養泉として今でも賑わっている。露天風呂から見下ろす渓谷の四季の色

           楽しむには格好のロケーション。

           歴史は古く、開業は江戸末期 慶応年間。織田信長の一族が担う故に 織田家の家紋が

           この湯宿の暖簾に染め上げられているとか・・・・食塩泉、68度、リュウマチ・神経痛・筋肉通

           冷え性・打ち身などに効く。

           

           







八雲温泉「おぼこ荘」                      その内湯 源泉が・・・



黄土色の薬湯が惜しげもなく・・・


八雲温泉・・・・・山奥の自然峡に湧く黄土色のいで湯が自然石の露天風呂をなみなみ満たす。

          「おぼこ荘」一軒宿

          ここ雲石スカイラインは秋色吐息・・・紅葉狩りの絶好のロケーション。熊石へ向かう

           熊石峠の手前3キロに位置する。江戸時代からの開湯の記録もあるようですが 昭和

           に入り 鉱山会社の福祉施設から八雲町の経営になり 国民宿舎として今に至って

           います。

           含塩化土類重曹泉、49.1度 神経痛・筋肉痛・関節通などに効果あり。









      

桜野温泉「熊嶺荘」                    その 露天風呂


桜野温泉・・・・・八雲町は渓流釣りのメッカ、その渓流の河畔には素晴らしい温泉が湯煙を上げている。

           鉛川には八雲温泉、落部川には銀婚湯 そして ここ野田追川には桜野温泉である。

           いずれも玄人好みの閑静な温泉がウリであろうが 熊嶺荘は最も地味な存在である。

           一帯はかつての徳川家の野田追御料地であり、徳川義親が熊狩りの途中、この湯に

           立ち寄り「熊嶺温泉」となずけたのが由来らしい。

           食塩泉、56度、リュマチ・創傷・運動器障害・更年期障害に特効 (同 一部抜粋)







      

大船上の湯温泉「南茅部町民保養センター      その 露天風呂 上質の硫黄泉


     

その 内湯 ここも硫黄臭が心地いい・・



大船上の湯温泉・・・・・自然湧出の乳白色の湯がかけ流される。醸成された極上の湯!!


              北海道では数少ない乳白色の硫黄泉が近くの河畔から自然湧出している。

                かつては質素な一軒宿の秘湯だったが、現在では南茅部町の町民保養センター

                としてシックなカラマツ造りの建物に変身した。

                脱衣場も内湯 露天風呂も広々としており 湯殿の窓も大きくとられ 万事 気の

                効いた造りである。

                食塩硫化水素泉 72.5度 神経痛・関節痛・打ち身んどに効果あり。