北海道・函館には大学の後輩が単身赴任3年目の夏を迎えています。(2006年夏現在)
土日は完全休日なので 4駆唸らせて毎週のように道南の温泉地制覇しているようで・・・羨ましい限りの
境遇です。その後輩から時折 近況報告のメールが届き 「○○温泉はどうだった △△湯はこうだった・・
お時間あったらお出かけになりませんか」・・・こんなメールの交換から1年経った2004年の5月 週末利用
して函館に出かけることになりました。函館近郊の温泉巡り実行することに・・・・
松田教授の「決定版 北海道ホンモノの温泉」に紹介されている実力派温泉を中心に実地体験入浴・・
・・ルンルン気分でのお出かけでした。以下の4箇所のホンモノ温泉体験記です。
函館・川湯温泉の温泉銭湯「日の出湯」
恵山・水無海浜温泉
濁川温泉 「新栄館」
銀婚湯温泉 「温泉旅館 銀婚湯」
函館・湯の川温泉 銭湯 「日の出湯」 松田教授イチオシ泉質 その証
夕暮の<立待岬> 函館夜景
恵山の噴煙 水無海浜温泉の湯船
日の出湯・・・・・「湯の川を象徴する湯質を護り続ける貴重な外湯。ホンモノの湯を堪能できる。」と松田
教授のお墨付きを頂いた個人経営の銭湯ではあるが その泉質・雰囲気共に全国レベル
の外湯には違いない。泉温は65度と高いが自前の源泉に一滴の水も加えてなく、湯量
を巧みに絞り温度調節している。写真手前の浴槽は熱すぎてとっても入れないほど・・・
42度に調節された 小湯船でノンビリ湯の香り楽しむことができた。
含重炭酸土類石膏食塩泉 65度 神経痛・リウマチ・慢性湿疹・胃腸病・痔症に特効
水無海浜温泉・渡島半島の東南端に噴煙を上げている活火山・恵山。その裾野 磯部に湧くこの温泉は
道南一の野天風呂である。ここは冬でも雪が少なく、高温の湯が砂の底からコンコンと
湧いている為 年中 野趣満天の湯浴みを楽しめる。
恵山岬の断崖下に湧くこの温泉の歴史は古く、700年前に日蓮の弟子 日持上人が流刑
となり、恵山岬に漂着したおりに発見されたとされています。
含芒硝食塩泉 49.2度 神経痛・筋肉痛・慢性消化器病・冷え性・慢性皮膚病に特効
濁川温泉 「新栄館」玄関 その内湯 年代もの湯船に歓喜!!
濁川温泉・・・・・濁川盆地の豊富な温泉熱は道内一の地熱発電所のエネルギー源となっています。
数多くの源泉があるのに昔ながらの湯治場の佇まいを残しながら静かな小規模温泉郷の
姿をとどめている。歴史は古く、江戸後期の文化2年からの湯治場である。
新栄館の風呂は圧巻である。明治以来の湯殿「菊の湯」は混浴で、温度差のある湯船3つ。
いずれも歳月と共に湯花が固まってコンクリートのように見える。
含硼酸土類食塩泉 70度 慢性関節リュウマチ・腰痛・創傷・アトピー性皮膚炎
坐骨神経痛に特効
温泉旅館 「銀婚湯」入り口 その 玄関
丸太をくり抜いた 野天風呂 木造り 野天風呂
四季が堪能できる 内湯 「仙境の湯」 木漏れ陽の露天風呂
銀婚湯・・・・・・・四季の移ろいを感じる自然の中の大人の名宿。肌触りまろやかな湯が豊かにかけ流され
続ける・・・。木漏れ陽の中の露天風呂で癒されるひととき・・・。
「銀婚湯」の名は、大正14年の春、たまたま大正天皇の銀婚式の日に先々代が新しい湯脈
を掘り当てたことに由来するという。銀婚式を迎えた夫婦のほか、最近では若い女性の宿泊
が多いとか・・・
5,000坪の自然庭園は無造作な雑木林風。「決して派手にならない”銀のこころで”」は
この宿の礎ともいえる。
評判の料理は一品一品が丁寧にしかも 地元の山海の幸が並ぶ。「心づくし」が感じられる。
含芒硝食塩泉ほか 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺に特効