25 湯巡り  想い出綴り・・・北海道 幌加・野中・芽登温泉の巻 04/04/23-25 | Mr.Youngの全国 ホンモノ温泉巡りと気まぐれ & お出かけ忘備録

Mr.Youngの全国 ホンモノ温泉巡りと気まぐれ & お出かけ忘備録

2002年夏から今までの 全国秘湯・名湯・ホンモノ温泉を巡った体験記とアチコチを巡った気まぐれ・・・お出かけ<旅日記>など・・・

北海道・帯広にはこのところ 毎年2~3回出かけている。娘が大学出るとサツサト 帯広の病院に

就職しちゃったので 季節のいい時に決まって温泉巡り兼ねてのご訪問である。


近年 脚光浴びている<ガンの早期発見には・・・PETが有効・・>。娘の勤務する病院ではいち早く

PET導入した模様で 職員家族には割引適用とか 二人の娘が折半で両親分の費用負担してくれ

るんで・・・帯広行き話もトントン拍子で決まり・・検査兼ねた北海道温泉巡りが実現の運び・・・・


松田教授の著 「決定版 北海道ホンモノの温泉」寿郎社 には 道内には800湯の温泉が存在

する中で有名温泉から、一軒宿の秘湯、大雪や知床の野天風呂までホンモノの温泉 かけ流しの湯

163湯が5ブロック別に収録され帯広圏には16湯が紹介されている。



今回は教授の推薦温泉地の中から 幌加温泉・野中温泉(雌阿寒温泉)とナカナカ機会の少ない

芽登温泉を一泊で出かけることにした。久しぶりの親子の温泉旅行である。




  



帯広からR-241/273 糠平街道へ              幌加温泉の「ホロカ温泉旅館」



 源泉の析出物・・・ 幌加温泉内湯              いつもの休憩スポット 「クマゲラ」



 野中(雌阿寒)温泉 「野中温泉別館」           国民宿舎らしい 質素な夕餉膳



 風格抜群 エゾマツ造りの湯殿               主人手造り 露天風呂



 何故か?故郷 小田原漁組からの大漁旗        名湯 「芽登温泉ホテル」



 自慢の硫黄泉 掛け流しの露天風呂          内湯も源泉掛け流し 新設浴槽



幌加温泉・・・・・糠平湖から国道272号を北上15キロ、十勝三股の入り口に北海道屈指の山のいで湯

          が湧く・・・ 幌加温泉である。

          ホロカ温泉旅館は昭和31年に建て替えたものだというが 、まるで 明治時代の洋館か

          山の分教場にも見れる雰囲気である。かなりの年季の入った建物である。

          本館には男女別の内湯。コンクリートむき出しの浴槽や洗い場は年代を物語っているが

          貫禄さえ感じさせてくれる。男湯は硫黄泉と食塩泉の2つの湯船があり 源泉の析出物が

          蓄積されてまるで千枚田状態である。

          


野中温泉・・・・・阿寒湖の南西、雌阿寒岳の麓の、<神秘の湖>といわれているオンネトーの玄関口に

          湯煙を上げている。開湯は大正7年、湯治は農家相手の湯治場だったが 近年は客層

          の大半は観光客である。改築して20年になるが、ここの内湯は3代目のご主人、野中

          さんの一大傑作と言われています。浴舎は総エゾマツ造り、湯船も壁も釘一本使って

          はいない。木のぬくもりが懐かしい・・・一級品格の風呂である。

          含食塩石膏硫化水素泉 42度



芽登温泉・・・・・北海道ではほとんどお目にかかれないアルカリ性の単純硫黄泉は、微かに硫黄の香り

          が漂うが、まるで湧き水のように澄んでいる。飲泉も可能で糖尿病にきくという。・・・・

          エゾマツやトドマツの原生林に囲まれた静寂境にとびきり上質の秘湯が湯煙を上げている。

          ここ芽登温泉である。 露天風呂は広々とした混浴であるが女性専用の小さめの露天風呂

          も贅沢な環境にあり岩造りである。 硫黄泉 60度