和泉国一宮・大鳥大社
延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)記載の名神大社
防災雨祈の御祈願社の一つ
大阪府堺市
JR阪和線の「鳳駅」から歩いて5分くらいのところにあります。
御祭神は
日本武尊(やまとたけるのみこと)
大鳥連祖神(おおとりのむらじおやがみ)
ヤマトタケルの像
東国を平定したのち、伊吹山で病に冒され、伊勢国能褒野(のぼの:三重県亀山市)で薨去し、亡骸はその地に葬られたのですが、その陵墓から魂が白鳥となって飛びたち、最初に舞い降りた地が大和国琴引原(現:琴引原白鳥陵)。再び飛び立ち、河内国古市に降りました(現:古市白鳥陵古墳)。そしてまた飛び立ち、最後に留まったのが大鳥の地で、社を建ててお祀りしたといわれています。
また、白鳥が舞い降りた際、一夜にして樹木が生い茂った森が千種森(ちぐさのもり)だそうです。
摂社の大鳥美波比神社
御神木の「根(値)上がりの大楠」
台風の被害もあり、森はちょっと荒れていましたが、ちょうど清掃のボランティアの若者が入られていて、社殿は美しく輝いていました。
本来はこちらが正面だったそうです。
商売繁盛といえば、関東では大鳥神社の「酉の市」ですが、関西では「十日えびす」の方が人気なんですってね。
\ゆるゆる一の宮めぐり/は、
和泉の国の一宮にいきまして、畿内コンプリート。
65/108ヶ所行きました~