そして帰ることになり、車で来ている
Kさんは
「Aちゃん、送ってくよ 」
と言ってくれました。でも、もうこれ以上
Kさんに近づきたくなかった私は
いえ、結構です、電車でのんびり帰ります。
と、お断わり。
Kさんとバンドを一緒に組んでる
男性社員さんは
送ってもらいなよ。オレも送ってもらう
からさ。
2人きりじゃないなら平気かな…、と送って
もらうことにし、車に乗り込みます。
男性社員さんが後ろに乗り、私は助手席へ。
しばらくしてKさんの手が、私の手に。
「あ、ごめん、助手席のヒーターを
つけようと思って(汗)。」
というKさんの言葉通りに、シートが
だんだん暖かくなります。
あったかい…。降りたくなくなっちゃい
ますね 
と言った途端、再びKさんの手が私の手に
伸びてきました。今度はしっかり私の手を
握っています。
私が降りるまでその手は離れません
でした…。