オスロを出発してから2時間ほどが経過。

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気づけば、いつの間にか相当な高さまでやってきたようで、
辺りには緑がなくなり、代わりに山には6月だというのに残雪が。

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そんな中、ベルゲン急行はどんどんと山に挑みます。

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そしてサミットが近づいたとき、それは突然現れました。

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思わず息を呑むほどの美しさ。

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こんなきれいな青空、今まで見たことがありません。
正に天空。
つかの間、列車が動いていることも忘れて景色に釘付けになってしまいました。

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そしてそんな中、銀河鉄道999のように突然ポツリと現れる駅。

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自分がそんな感動に浸っているとは知る由もなく、
列車は「日常のありふれた景色だよ」と言わんばかりに平然と走り抜けていきます。

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非常にきれいだった景色だったのはほんの十数分だったでしょうか。
普段は雨男の自分。だけど、それもこの日の晴れのためにあったと思えば安いものです!
(…と思うことにしないと、普段の不運っぷりが報われない・・・)
そして、後ろ髪引かれる思いで、青空に別れを告げればそろそろこの列車を降りる頃。

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やってきたのは、Myrdal駅。

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こんなこじんまりした駅なのに、自分と同じようんたくさんのお客さんが降りました。

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それもそのはず、この駅はフロム鉄道の起点駅。
フロム鉄道は、建設からほぼ100年が経つ歴史ある鉄道で、
ノルウェイ随一の観光名所になっている鉄道です。
フィヨルドの間を縫うように急坂を上り下りする沿線は
その風景のよさでよく知られているそう。
それだけではなく、高低差が大きいため、途中にトンネルが20(うち18は手掘り!)あったり、
180度超のカーブまであるという鉄道マニアには興味津々の鉄道だったりします(笑)

その起点となるのがここなのですが、駅の周りには本当に何もない上、
駅の売店にもめぼしいものがない、おまけに食堂はまたまたべらぼうに高い…
というわけで、ひたすらホームをブラブラ。

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ちょうどやってきた始発の通勤電車の写真を撮ったりしているうちに、

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ようやくお目当ての列車がやってきました。

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しかし、この列車、どこに停まるか案内が一切ないので分からないうえ、
自分が乗車した列車は半数の客車が団体専用…そりゃもう席取り合戦の開幕ですよ!

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どうにか窓側に自分の席を確保したものの、この選択が後で裏目に出ることに。
そんなことも露知らず、列車は崖に沿って結構な急勾配を下って行きます。

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そして停まったのはショース滝の前にある駅。

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ここで列車はしばらく停車します。