30分近くかけ、どうにか対岸に到着。
振り返ると、そこには曲がった線路が延々と続いていました・・・
いや、ホントよくこの線路で問題なく走れているなとただただ感心(苦笑)

イメージ 1


さて、橋は渡ってみたものの、ここからどうしたものかと思案。
ひとまず来た道を戻るのもなんだし、最悪どこかでタクシーを拾えば・・・と思い、
先に進みます。当初は線路に沿って歩くつもりが、なかなかそのような道がなく、
ただ闇雲に歩いていると、商店街のような一角にどうにか駅の看板を発見。
ちゃんと英語で表示されていてよかった~・・・

イメージ 2


となれば、列車で戻れるかもしれないと思い、さらに先へ進みます(笑)
しかし道はどんどん先細り、それにつれて心細さも増していきます。

イメージ 3


すると、どうにか、ようやく、駅を発見。
実はこの中に駅があります。さて、どこでしょう?
とても駅前とは思えないのどかな雰囲気です。

イメージ 5


これが駅舎。
日本の地方にもありそうなこじんまりとしたものでした。

イメージ 6


そして中に入るって切符売り場へ。

イメージ 9


端から英語は通じないだろうと高をくくっていたのですが、
ここで切符を買うハードルが超高かった。
窓口のおばちゃん二人に「Hanoi!ticket!!」と何度行っても切符が出てこない。
地図でハノイ駅の場所を示してもダメ。
どうにか思い出し、地球の歩き方の裏にあるベトナム語も併記された
会話の見本を見せてもダメ。
しまいにはあきらめられて次のお客の対応を始める始末。

うーん、なんでだ!?
近すぎてダメなのか、何時間も列車がないのか、いや友人から事前にもらった
情報だとそんなハズはない・・・うーん、でもこのままだと乗れないぞと
思っていたのですが、しまいにはどういうわけか1枚の切符が発行されました。

イメージ 8


ハノイまでといって切符が出てこなかった理由は後ほどわかることになります・・

そして、身振り手振りで待合室で待てと言われ(たようで)、待つことしばし。

イメージ 7


駅構内の線路は面白いことに三線軌。
中国からの列車は標準軌、ベトナム国内の列車はメーターゲージなので、
このようになっているようなのですが、ここからハノイ駅に向けては
メーターゲージオンリーになるそうで、中国からの列車は「Hanoi行き」と
表示されながら、この小駅までしか来ないんだそうです。
事情を知らず、ここで降ろされたら自分なら途方にくれるだろうなぁ・・・

イメージ 4


さて、列車の発車時間もわからずにのんびりしていたら、
駅員さんが急にあわただしくなりました。
改札口の鍵を慌てて開け、なにやら自分を呼ぶようなしぐさ。
なにかと思えば、なんともう列車がホームに入ってきていました。
・・・が、停車しているのはなんと100m以上も先!
大声を上げられたので、こりゃまずそうだということで、ダッシュ!!
炎天下の中、走らされたのには参りました・・・
そして列車とご対面。

イメージ 10


ちなみに入り口は駅舎にありますが、出口は駅舎とは離れた屋外に。
列車はこの位置に合わせて停まっていたんです。
普通に考えればここから都心方面に向かう人なんていないわけで、
合理的といえば合理的なのですが、いやはや・・・

イメージ 11


写真を数枚撮っていると、もう列車は動き出していました。
というわけで、慌てて乗り込みます。
きっぷには号車と座席が指定されていましたが、
わずかな距離の移動だった上、降車客も多く車内はガラガラだったので、
手近な車両から乗ることに。

イメージ 12


駅を発車するとすぐにロビンエン橋へ差し掛かります。
そして、ゆっくりゆっくり、たくさんのバイクに抜かれながら渡河。

イメージ 13


橋を渡り終えるとすぐに列車は停車。
すると乗客がみな降り始めます。
わずか相対式ホーム1面。
高架上にあるなんとも心もとないこの駅がこの列車の終点でした。
そう、ここから先に行く列車は本当にわずか。
ハノイ駅の容量が足りないのでどうにかその手前まで・・・ということのようです。
しかし、かたや標準軌の終点、かたやターミナル駅に挟まれたこの駅どまりの列車が
多く設定されているというのも・・・なんとも。。。

イメージ 14


そしてこれだけ小さな駅ですから、当然、機回し線はありません。
さりとて推進回送というわけにもいかないのでしょう。
最後尾には補機がつけていました。

イメージ 15


どうやら、先ほど自分が乗車した駅で後ろにつけた様子。
この補機に引っ張られる形で列車は駅に着くとすぐに戻っていきました。
しかし、恐ろしく非効率な運行形態だこと・・・