というわけで、江津からの旅がスタート。
早速、4時間乗りとおしです(笑)
そして江津を出るとすぐに・・・

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出ました!
西日本のローカル線ならではの制限。
素人目にはなんともないような線路ですが、相当傷んでいるんでしょうね。
保守軽減のためとはいえ、本当にいたるところに低速の制限が。

その分雄大な景色をゆっくりと眺めることが出来るのは
旅人の自分にとってはありがたいわけですが・・・

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そもそも需要のない地域を走っているうえに路線も川に沿ってウネウネ、
おまけにこうも徐行だらけでは当然車内はこんな有様。

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最初乗っていた高校生も数駅で降りて行き、後は自分と同じような旅行者と思しき方1名と、
地元の方が一人二人。18きっぷのシーズンじゃないといつもこんな感じなのでしょうね。

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そして列車はどんどんどんどん山の奥へ入っていき、

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名前も知らないような駅に一つ一つ停まっていき、

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動きは少なかったはずなのに、車内にはいつの間にか件の旅行客だけに。

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列車はただひたすらに江の川に沿ってのんびり進んでいきます。
そして2時間ほど進んだ浜原駅にてようやく初めての休憩。

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このときには既に陽は傾き始めていました。
待ち時間を使ってホームへ。
とはいえ、自販機以外に時間をつぶせるものはありません。

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ここからは線路の規格が一気によくなり、先ほどまでの列車と同じ列車とは思えない
ほどの飛ばしっぷり。ここが最後に出来た区間であることが容易に想像できます(苦笑)

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そうこうしている間に列車は、島根県最後の駅、宇津井駅へ。

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この駅、谷に架けた橋の中間に駅を作ったものだから、地方の鉄道には珍しい高架駅、
それも地上から30mもあるところに駅が作られているんです。
当然、この駅はバリアフリー法の対象外。
つまり、ホームまでの上り下りは階段のみ。いやー、使う人にとっては大変です。
ただ、当然景色はなかなかのもの。

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そして列車は広島県へ。口羽駅で2回目の休憩です。

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ここまで3時間。ようやく残りも1時間となりました。
それにしても、この駅の待合室には驚かされました。
決して新しくはありませんが、隅々まで清掃が行き届いているんです。
大げさではなく、「ごみ一つない」状態。

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ちなみにこの駅には1日4本しか列車が来ません。それにも関わらず、です。
ローカル線のよさってこういうところにあるんですよね。

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というわけで、すがすがしい気持ちになれ、いよいよ三江線もラストスパート。
終点の三次に着いた頃にはあたりは既に真っ暗でした。

・・・が、ここで旅は終わりません。
1分の乗り継ぎ(写真を撮る間もありませんでした)で2本目の列車へ。
さらに乗り継ぐこと2時間。

ようやく備後落合に到着。
ここまで来るとかなりの寒さ。
随分と標高の高いところまできたことを肌で実感します。

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そしてここでの乗換時間もわずか4分ほど。
各線の接続が相当タイトなのは、徐行が多くなり、接続時間を削って走行時間を
確保していることも理由の一つのようです。昔はもっと余裕があったんだろうなぁ。

というわけで、この期に及んでさらに列車を乗り継ぎます。
・・・というより、乗り継がないと正に「路頭に迷う」ことになりかねません。
事前に調べていたのですが、駅の周辺には本当に「何もない」。
そんなわけで、万が一列車が遅れるようなことがあったら、
運転士を拝み倒して接続を確保してもらおうと思っていました(半分本気)。

それにしても驚いたのは、乗り換えるときに運転士さんがわざわざ自分の席まで来て、
「終点ではどうされます?」と聞かれたこと。
このときは何のことだかさっぱりわからなかったのですが、1時間後、新見に到着して納得。

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この岡山行きの列車以外に接続列車がなく、おまけに駅前も・・・

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何にもないからだったんですね。
まだ夜の9時半だと言うのに。

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開いている飲食店も、コンビニも一つもないのは正に想定外。
翌日の朝も早いことから下手をすると2食食べ逃す危険が・・・
しかし、人間底力というか食への執念は恐ろしいもの。
嗅覚でかぎつけたのか、閉店10分前に駆け込んだ本屋で、
どうにかポテトチップスを確保できたのでした。