盛岡を出ると、前回岩泉に向かったのとは異なり国道106号をひたすら東進。
直接宮古を目指します。
その途中で寄り道したのがこの駅。

イメージ 1


区界駅。
知らない人の方が多いでしょう。
自分も今年まで知りませんでした。
しかしふとしたきっかけでその存在を知ることに。

そのきっかけとはこちら。
http://www.jreast.co.jp/passenger/2010_05.html

この最後をご覧いただけると分かる通り、この駅、JR東日本で最も乗車人員が
少ない駅なんです。1日平均の乗車人員わずか2人。
1日に3往復、6本の列車が停車する駅で、です。
仮に同じ数の人が降りたとしても、誰も降りない列車もあるわけです。
それなのに有人駅。ちゃんと駅員さんがいます。
お客さんの対応のため、というわけではなくもっぱら運行管理上の理由でいるわけですが、
それにしてもお客さんはいないのに、駅員さんの気配がある、なんとも不思議な駅です。

ここで小休止をした後は宮古へ直行。
以前、岩泉から訪れたときも茂市からは106号を走っていたので、
街に入ったとたん、懐かしい景色が飛び込んできました。
その景色は8か月前となんら変わらない姿。
正直ホッとしました。

街の中を走ってもまずは普段と変わらない景色。

イメージ 2


ところが・・・
当たり前といえば当たり前ですが、海に近付くと景色が一変しました。
8ヶ月前、お昼を食べようとしてメニューがイマイチだったのでやめた建物。
入り口や1階の窓にはベニヤ板が打ち付けられ、中に入れない状態でした。

イメージ 5

イメージ 7


入り口には海水が押しよせた跡が。

イメージ 6


さらに足元を見れば、点字ブロックが草むらの中に突如現れる不思議な光景が。

イメージ 9


どうやら、建物の入り口付近にあったものがそのままはがれて流れてしまったようです。
その証に入り口付近の舗装ははげていました。

イメージ 11


そしてその点字ブロックの横にはコンクリートの基礎が。
ここはトイレだったようですが、建物は見事になくなっていました。

イメージ 10


さらにその奥の、駐車場だったところには瓦礫の山でした。

イメージ 4


ところで8ヶ月前にココを訪れたとき1枚だけ写真を撮っていました。
それがこちら。


「この先、海」という珍しい看板にひかれて撮ったものでした。
そしてその看板が今。

イメージ 3


同じ場所で痛々しい姿ながら残っていました。
あの時、「この先の海」が4ヵ月後荒れ狂うとは思いもよりませんでした。
そしてそのさらに4ヵ月後。
海は何事もなかったかのように8ヶ月前と同じ穏やかなきれいな海が広がっていたのでした。
イメージ 8