歌手の松山千春さんが、20日、
飛行機の中で
代表曲「大空と大地の中で」を
歌ったそうです。
保安検査場の混雑のため、
その飛行機は1時間以上
遅れていました。
機内はピリピリムード。
乗っていた松山千春さんは
その空気を
「何とかしなくては」
と思ったそうです。
そして、機長の許可をえたうえで
乗客のイラ立ちをなだめる言葉と
代表曲「大空と大地の中で」の
ワンフレーズを歌い始めたということです。
そのおかげで機内は
和やかな空気になり、
乗客の方は、思い出に残る
フライトになったそうです。
スゴイですよね。
やっぱりスターは違います。
まず、この状況を
「自分がどうにかしなければ」
と思った時点でスゴイです。
おそらく我々一般人は、
「も~ 早くしてよ。なにやってんの。」
と、誰かを責める気持ちばかりで、
自分とは切り離して考えてしまうでしょう。
起こったことに対して、
自分のこととして捉え、
自分は何ができるかを考える。
かっこいいですね。
松山千春さんは、ご自分が持っている
影響力を自覚しておられるのだと思います。
有名人の多くの方も同じだと思います。
おそらく日々、“与える仕事”をしているから
できる発想ではないでしょうか。
歌うことで人に感動を与えている。
だから、どんな状況においても、
自分が貢献できること、
提供できることを考えているのでしょう。
松山千春さんの行動は、
プロ精神を感じさせるものです。
でも、有名人でなくても、
人に感動を与えることはできます。
販促の文章で、
書き方のコツをお伝えしたら、
ものすごく感動されることが多いです。
そして、私も
その道のプロからアドバイスを受けると、
めちゃくちゃ感動します。
お客様に感動を与え続けるには、
常に自分を磨くことが必要だと思います。
新しい知識を仕入れたり、
研究、試作、練習をし続けることです。
マンネリ化しないように、
常に学び続け、
目の前のクライアントさんに提供し続ける。
今回の松山千春さんのステキな行動に、
プロとは何ぞや
と、あらためて自問自答させられました。