水仙一式生け | Flower and more...Forsythia NY & 帝塚山~お花とお茶のある暮らし~

水仙一式生け

今日は華道のお稽古に行ってました電車

私は華道・池坊に入門して20年ですが、まだまだ修業中で今もお稽古に通ってます

私の師匠は入門して50年近いですが、今も池坊中央研修学院に通われててずっと学び続けられてますきらきら!!

そんな師匠が今日も「まだまだ一生勉強ですよ」とおっしゃったのを聞いて、もっと私も頑張らねばと思いましたチカラコブ

今日は正風体・立華で水仙一色を生けましたおはな

 またもデジ一を忘れて携帯写メの為、画像が悪いですあせる
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池坊の伝書に「陰の花、水仙に限る」とあります

陰とは、旧暦秋分から翌春分の中日までをいい、生花では一種のみでいける約束が有ります

寒中に花を咲かせる水仙には強い生命力と気品が感じられますねおはな

今日は故・中村宗雄先生の水仙一色の作品を学ぶ気持ちで生けました

真は除真ですが、ゆるやかな除にして水仙の自然の姿を生かしました

受けに葉4枚と花1本を曲がりを見せて少し強く遣い、左流枝にも葉4枚と花1本を遣いバランスをはかってます

正真と胴にも葉4枚と花一本を遣いましたが、殆ど役枝だけで構成してますので、正真は副下も兼ねて、胴は受内も兼ねて遣いました

あいらいとして、葉2枚を見越・副下・流枝の座・陰留めに遣ってます

今日はシャガは使用せず、小菊を前置きと陽留めに遣いました

 角度を変えて斜めから見るとこんな感じの奥行です
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立花での水仙の扱い葉の表裏の面の出し方が難しく、師匠の手の動き指の動きを目見ても、私はまだまだです汗

全ての花材がそうですが、同じ花でも生きてる花はその時々で姿が違いますので、水仙だけでも何十回、何百回とお稽古を重ねても自分の物にはなりません汗

自然の花は難しいですね、だからこそ奥深くおもしろいのですが、本当に一生勉強です汗1

これから来年春分まで、水仙、何度もお稽古しなければガッツ

明日は水仙で生花を生けてみます 生花は白根の扱いがあるので緊張します祈る