ダムラウ | Essen und Singen 中年になってからの声楽お勉強

Essen und Singen 中年になってからの声楽お勉強

30で始めた合唱をきっかけに声楽をかじり始め、既に十数年。一向に上達しないのに熱は冷めるどころか、ますますのめり込む。気がつけば結構な時間とエネルギー(とお金)費やし、パートタイムながら音大生になってしまった。せめて記録をつけておこうかと。

ディアナ・ダムラウの来日公演、サントリーホール。
ダムラウといえばメトの常連のイメージ。私が最初に聴いたのも、かれこれ10年くらい前、ニューヨークに行った時の「愛の妙薬」だった。あれはすごい舞台だったな〜

ダムラウといい、ネトレプコといい、あのクラスの歌手になると細かい声種なんて関係なく、どんな役でも歌いこなしてしまう類い稀な声と喉と、技術に裏付けられた説得力を備えている気がする。ダムラウも幅広いレパートリーで、最近では「真珠採り」のレイラとかも素敵だったけど。

今回のプログラムはこんな感じ

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初めて聴いたマイアベーアの「影の歌」とトラヴィアータが圧巻。勉強になるとかならないとかそんなこと一切抜きにして、楽しく夢中で聴き惚れてしまった。

でもこの日私がいちばん気に入ったのは、あとでご主人と判明した共演のバスバリトン、ニコラス・テステさんの、「さまよえるオランダ人」からのアリアだったんだけど(^◇^;)

ワーグナー耳…困ったもんです