2018年7月
異動により主治医が変わりました。
以前は、化学療法のため5日間ほど入院し、
その後は緩和ケアの病院へ転院して、また治療のために転院するという生活でした。
でもこの頃になると
母の希望で、化学療法後も転院ではなく、自宅に退院するようになりました
病気が発覚したときには、もう自宅に戻ることさえできないかもしれないと思ったけれど、
抗癌剤の効果が認められたり、なんとか痛みもコントロールしながら
母がまた自宅で過ごすことが出来ることを嬉しく思いました。
横になったり、起きるときの痛みを減らすため、自宅には介護ベッドを用意し、
母が少しでも快適に過ごせるよう父も一生懸命でした。
2018年8月
5月のCT結果が良かったことと、腫瘍マーカーが減少していることから、
TC療法を更に3コース続け、9コース終了後、効果を判定することになっていました。
『鎖骨上窩~脇窩:リンパ節腫大(-)
胸部 :転移再発(-) リンパ節腫大(-)
肝~骨盤 :肝転移巣は縮小、不明瞭化しています。
リンパ節腫大(-) 右水腎症著変(-)
骨盤部は両側人工骨頭によるアーチファクトのため十分な評価は出来ませんが著変はみられないようです。
脊椎、骨盤骨に硬化性変化を認め転移の可能性がありますが著変は認められません。』
病気が発覚したときに命に関わるのはここだと
心配していた肺転移と肝転移。この時も治療効果があらわれて嬉しかったです。
この結果を受けて、あと2コースTC療法を追加したあと、手術を行うことが決まりました。