なまけもの
No.268 3/22
こんばんは(^O^)
一二三(ひふみ)です
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〈きょうの話詩〉
「怠」
なまけものは
なまけものという名を
人につけられているが
生きる時間が
ちがうだけで
今の時を大切に
生きている生気もの
ほんとうの
怠けものは
木を切り
森を救おうとしない
なまけものの目に
写っている人
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【笑toぷぷっ】
〔ツルの怨返し〕
むかし、むかし、ある所に、おじいさんとおばあさんが
おったそうじゃ。
ある冬の大雪の日。
おじいさんが家路を急いでいると、
道端に一羽の鶴が倒れていました。
「お~、これは、どうしたことじゃ。
あれま、足から血が出とるじゃないか。
こりゃあ、いけん。ちょっと待っとれよ。
ん~と、なにか巻いてやるものは?っと・・・。」
おじいさんは持ち物をさぐってみましたが、
いつも腰にはさんでいる手拭いを今日は忘れて、
ほかには、なにも見つかりませんでした。
「お~ッ、そうじゃった、あれがあった。
忘れとったわいッ!」
と手をたたき、もんぺをおろし、着物の合わせを
めくりあげました。
「ブルルッ、う~ッ、さむいのぉ。
でもツルのためじゃ、はよう手当をしてやらねばのぉ」
といいながら、フンドシをちぎり、
ツルの足にやさしく巻いてやりました。
「よしよし、これでもう大丈夫じゃ。
さあ、ばあさんが待っとるで、はよう帰ろうかの。」
とおじいさんは、いそいそと帰っていきました。
・・・あくる朝、
おじいさんは、いつものように、山にシバ刈りに
出かけていきました。
きのうの場所に着いてみると、
なんとツルがまだ倒れているじゃあ~りませんか!
「お~ッ、これはどうしたことじゃ!」
と、かけ寄ったおじいさんがツルを抱き寄せてみると
はかなくもツルは息耐えていました。
「なんと・・・、なんということじゃ
せっかく手当てをしてやったに、どうしてこんなことに・・・
うっうっうっ」
おじいさんの目から悲しみのなみだがわいてきました。
その涙のひとしずくがツルの目に落ちた、そのときです。
奇跡が起こりました!
ツルの目がパッチリと開き、こう言いました。
「てんめぇ~ッ、このやろうッ!
いつフロに入りやがった、チクショウめッ
長いこと洗たくしてねぇだろうが、こんのおばかたれが!
バイキンだらけのフンドシを傷口に巻きやがってからに
ちょっとすりむいただけで、休けいしてたのに、
死んじまったじゃねぇーかッ
この大バカタレの、もうろくジジィがッ!」
と言うと、ツルはふたたび歯をくいしばり
目を閉じ、二度と開くことはありませんでした。
(どこに歯があんの?)
すると、おじいさんは、ゆっくりとツルを下におろし、
雪をかいてくぼみを作ると、上からやさしく、
そぉ~ッと雪をかけて、まわりと違わないように
よく確かめて、なぁんにもなかったような顔をして
ミソミ、ソソ、ドド、ラドソソ、ラララ♪
と、くちぶえを吹きながら
スキップをして立ち去ったそうじゃ・・・。