毎朝、起きると、ベランダの朝顔の花がどのくらい咲いているのかを確かめる、タダそんな朝を迎えるだけで、ほんのちょっとの幸せな気持ちになれると言うのは、大切な事なんだなと思う。
私は「死の選択」をする人は、崖っぷちに追いやられた人なんだと思っていた。
仕事がない
仕事が上手くいかない
才能が枯渇してしまった
お金がそこを尽きた
愛されもせず愛する人もない
守るものもない
崖っぷちとは何かを書きだしてみたけれど、それさえもただ崖っぷちなだけで、そこから足を踏み出す理由にはならないような気がしてしまう。
それなのに
仕事もあって、お金にも窮してはいなくて(たぶん)、愛もあって守るべき者たちが居ても、それでもだめなんだろうか。
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朝、9時ごろテレビの速報が流れました。
「何かしら」とそこに流れる文字を目で追って、竹内結子さんの自殺を知りました。
あまりのショックに、動悸がしました。
そして一日中、憂鬱でした。
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夜空を見上げて、月が煌々と輝いていたら、「よし、明日も頑張ろう。」
そう思える事は、単純だけど幸せな習慣なんだな。