夏と言ったら、日本ではやっぱりホラー映画。
ゾクゾクとして涼しくなりましょうというのも、庶民の知恵だったのでしょうか。
以前は一緒にホラー映画を観に行くという法螺仲間が・・・と、違いました、ホラー仲間がいたのですが、今はお仕事や旦那さんがリタイアなどの理由で、一緒に行くことができなくなってしまいました。
私は映画のおひとりさまはまったくもって昔から大丈夫なのですが、ホラー映画だけはダメです。
だって、怖いじゃないですか。
でもかなり昔のことですが、友人と一緒に行った「サスペリアPART2」、かなり怖い展開の映画だったのですが、映画館の冷房が効きすぎていたのが災いしたのか、友人が急にお腹が痛くなってしまって、かなりの時間、私は一人ぼっちで恐怖映画と戦っていました。
映画館は平日だったし、かなり空いていて、大画面でおひとりさまホラー・・・・
キャッ! うわっ! ぎょえーーー!
みんなひとり黙々とリアクション^^
今思い出すと、クスリと笑ってしまう思い出です。
ただこの思い出を
「あの時さあ、あなた、お腹を壊しちゃって、私一人で怖かったんだからね。」と語りたくても、その友人は若くして鬼籍の人。
本当はちょっと切ない思い出でもあるのでした。
〈因みに余計な一言ですが、この「サスペリアPART2」は実はホラー映画かと見ていたら、実はサイコサスペンスだったのですね。)
私は数年前まではホラー映画好きな割には家のテレビでもひとりでは見ることが出来なかったのです。
ところがある頃からか、おひとりさまでも家のテレビだったら真夜中でも大丈夫になってきました。
私思うのですが、怖い怖いと言っても、残酷なだけで、そんなに怖い映画じゃなくなってきてるからではないかと思うのです。
私の恐怖映画№1はやっぱり「リング」なのですが、その前は子供の頃にテレビで見た「たたり」。この「たたり」はたった一人しか死にません。そしてまったく残酷なシーンはありません。それなのに本当に怖かったのです。
今のホラーは関わった人は軒並み総攻撃され、まるで戦争映画みたいです。
という訳で、昨日も午後のひとときにWOWOWでハリウッド版「呪怨」と「呪怨PART2パンデミック」を見ていました。これはハリウッド版といっても監督は日本版と同じく清水崇。
見終わった後はお化け屋敷から出てきたようなもので、恐怖は残りませんが、映像がかなり怖くて見ている間中ゾクゾクしました。
クセになりそうです。
ホラー映画は脳の刺激にもいいそうですよ。
という訳で、昨日はホラーを見た一日でした。