Smashing Interviews Magazine (Feb. 1, 2009)

Davy Jones Interview: The Monkees' Main Man Recalls His Life with the Legendary Band

by Melissa Parker

 
デイビー・ジョーンズは歌うグループ、モンキーズのメンバーとしてよく知られています。英国マンチェスター生まれの彼は "I Wanna Be Free" や "Daydream Believer" など、このバンドの多くの曲でリード・ボーカルを務めています。

 

グループの解散後、ジョーンズはソロとして活動後、元モンキーズのミッキー・ドレンツとソングライターのトミー・ボイス&ボビー・ハートとドレンツ、ジョーンズ、ボイス&ハートというグループ名で活動しました。

 

この受賞歴のあるアーチストはソングライターであり、俳優であり、ブロードウェイでミュージカル「オリバー!」にも出演しました。

 

ジョーンズのTV出演作には「ゆかいなブレディー家」のマーシャの憧れのスター役や、「恋愛専科(Love American Style)」のゲスト出演もあります。彼はまた何年にも渡って、かつてのモンキーズの仲間と再結成ツアーに出演し、余暇の時間には競走馬も楽しんでいます。

 

メリッサ・パーカー: デイビー、あなたのお父さんはあなたを騎手にしたかったと聞いた事があります。では、どうやってあなたはショー・ビジネスの世界に足を踏み入れたのでしょうか?

 

デイビー・ジョーンズ: 初めての仕事は11才の時にBBCラジオの "Listen with Mother"(訳注:子供向けラジオ番組)に出て、それからTVの芝居に出たんだ。15才の時には初めての舞台「ピーター・パン」でジェーン・アッシャーと共演した。ポール・マッカトニーが最初に付き合ったって言われてるガールフレンドだよ。

1962年にウエスト・エンドの「オリバー!」をやって、これはその後ブロードウェイでもやった。それから、「エド・サリバン・ショー」といくつかのアメリカのTV番組に出た。モンキーズのTVショーは1966年に始まったけど、今でも放送されてるんだ。

 

メリッサ・パーカー: あなたのお子さんたちはエンターテインメントの世界で仕事をしていますか?

 

デイビー・ジョーンズ: 20才になるアナベル・ジョーンズがやってる。MySpaceでレディ&ザ・ロスト・ボーイズをチェックしてみて(訳注:現在は活動していないようですが、楽曲はSpotifyで聞く事ができます)。彼女は素晴らしい歌手で、自分で曲も書くんだ。ジェシカとタリアとセーラはカメラの前や舞台に立つ道に進もうという意思がなかった。

 

メリッサ・パーカー: ドン・カーシュナーは初期のモンキーズにどんな影響を与えたのでしょうか?どうして自分たちのレコードで楽器を演奏できなかったのでしょうか?

 

デイビー・ジョーンズ: 彼はモンキーズに影響なんて与えてないよ。60年代の多くのグループが関係する音楽はすべて、レッキング・クルーと言われる音楽集団によって演奏されていたんだ。モンキーズは200回以上のコンサートをやって、そこでは自分たちのヒット曲を演奏した。ステージには4人のミュージシャンしかいなかったんだ。

 

メリッサ・パーカー: 1960年代にモンキーズとビートルズを比較するような報道はありましたか?

 

デイビー・ジョーンズ: 60年代はどのバンドも売り上げとか人気でビートルズと比較されたよ。モンキーズはむしろマルクス・ブラザーズに似てるんだ。

 

メリッサ・パーカー: モンキーズ最後のNo.1ヒットは "Daydream Believer" ですが、モンキーズあるいはソロ・アーチストとしてレコーディングした曲の中でお気に入りはありますか?

 

デイビー・ジョーンズ: 僕の曲で、"I'll Love You Forever"。

 

メリッサ・パーカー: もしもショー・ビジネスで成功していなかったとしたら、騎手になっても同じように幸福だったと思いますか?

 

デイビー・ジョーンズ: そう思う。

 

メリッサ・パーカー: ブロードウェイとテレビでは明らかに媒体が違います。あなたはどちらがより楽しめますか?

 

デイビー・ジョーンズ: どっちも同じ位楽しいよ。

 

メリッサ・パーカー: エンターテインメント業界で沢山の人に会ってきたと思いますが、まだ会った事がない人(業種は問いません)に会えるとしたら、誰に会いたいですか?

 

デイビー・ジョーンズ: TVパーソナリティでコメディアンのノーマン・ウィズダム(訳注:英国出身の俳優、コメディアン。大英帝国勲章4等勲爵士)。

 

メリッサ・パーカー: 最近、ボカラトン(訳注:フロリダ州パームビーチの街)でチャリティー・ゴルフ・トーナメントに参加されましたよね。「ホーム・セーフ」について教えてください。

 

デイビー・ジョーンズ: 「ホーム・セーフ」は恵まれない子供たちを支援するために時間と資源をささげている団体だよ。

 

メリッサ・パーカー: アメリカ市民になる予定はありますか?

 

デイビー・ジョーンズ: ある。市民権取得のために動いてるところだよ。1票で違いが生まれるんだ。

 
メリッサ・パーカー: あなたの日々を満たすものは何ですか?
 
デイビー・ジョーンズ: そうだね、"SHE" という新しいアルバムを今年中に出す予定なんだ。4月には「スポンジ・ボブ」にゲスト出演する。僕にとって馬たちはある意味、最高の癒しであり、愛すべき責務でもあるんだ。