The Monkees Tale: Revised Edition (1989)

Epilogue

by Eric Lefcowitz

 

当然ながら、売り物は昔の音源だけではなかった。モンキーズに関する新しい本が次々と登場し、デイビー・ジョーンズの "They Made A Monee Out of Me"(ドーム・プレス発行)も満を持して出版された。自費出版されたジョーンズの著作は究極の暴露本であった。内容の大部分はどぎついほどの魅力に溢れているが、少女たちとの際どい思い出のような退廃的な時期などはジョーンズの熱心なファンですら恥ずかしく思う事だろう。そんな中でも特に興味深いのは「愛と平和」の使者、ピーター・トークが可愛いデイビーを殴って病院送りにしたという驚きの事実だ(デイビーは数針縫うケガを負った)。言うまでもなく、"They Made A Monkee Out of Me" は読むべき一冊だ。

 
同様にセンセーショナルだったのはグレン・ベーカーが主に逸話でまとめた "Monkeemania"(セント・マーティン・プレス発行)である。この本にはグループ結成当初のモンキーズの個人的な行動、例えばトークの乱交パーティーなどについて多くの暴露が書かれている。もっと包括的かつ、敬意を払って書かれたのがエド・ライリー、マギー・マクマナス、ビル・チャドウィック共著の "The Monkees: A Manufactured Image"(ピエリアン・プレス発行)である。モンキーズの歴史を日付に沿って記録した "The Monkees: A Manufactured Image" はTVシリーズのニールセン視聴率に至るまで、事実と数字に細心の注意を払っている。
 
歴史に名を残す事がどうやら確定したモンキーズ(あるいはドレンツ、トーク&ジョーンズ)はお金を受け取って逃げ出す事もできたはずだ。3人のモンキーズにとって1986年は経済的にも個人的にもおとぎ話のような成功を手にした年だった。チケット完売のこの記念ツアー(伝えられるところによると、1800万ドルの収益があった)は当初9月中旬のラスベガスの連続公演で締めくくる予定だったが、実際は12月初旬まで続き、ペンシルベニア州ベツレヘムで幕を閉じた。
 
 
 
 

 

モンキーズの誕生から1985年までをたどった考察本 The Monkees Taleの改訂版のエピローグです。1989年までの出来事が追加されています。

 

2024年までの出来事を追記した最新の改訂版はこちらから。

Monkee Business: The Revolutionary-Made-For-TV Band: Revised 2024

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