題名/パパとママ
ねぇボクはママのお腹にいて産まれた時
みんなが泣いていたのをおぼえているんだ
それはかなしかったの?って聞いたとき
ママはこういったよね?
「みんながあなたが産まれてうれしかったことと、ママに向けてがんばったねって言いながら泣いていたんだよ。パパとママだけじゃなくてみんなの宝物なんだよ」
でもその時ママは小さなテレビみたいなものを見ながら話してくれたね
「あなたはママがきれいなほうがいいでしょう?」
「ママのお料理が美味しい方がいいでしょう?」
そりゃそうだけど、そうなんだけど
なんだかかなしいよ、さびしいよ
なんでかな?
パパもお仕事頑張ってるのは
ボクたちのためだっていうけど
やっぱりパパも小さなテレビ見ながらご飯食べてる
昨日も今日も
「パパだって疲れてるんだ」「ママも疲れているわ」
本当はボクもこころがつかれているんだよ
あそびすぎとか、おかたづけしないからとかじゃなくて
パパもママもぼくをみてほしいんだ
ぼくのあかいあかいハートをみてほしいんだ
オトナって大きくてえらい人ばかり
おかねもたくさんもったり
えらいことはすごいんだってパパはいつもいう
でもねすごいことはえらいからわけじゃないんじゃないかな?
えらくなくても、おヒゲなくても、ボクのパパだよ
ボクがわらえたりうれしかったりすることを
一緒によろこんでほしいだけなんだ
その小さなテレビみたいなのたまにはおかたづけ箱にいれてほしいな
ボクのおかたづけ箱かしてあげる
そうしたらさパパとママと手をつないで、おさんぽいきたいな
そのときはおべんとうもおかねもいらないよ
パパとママがわらっててほしい
ボクのとなりでわらっててほしい
ねぇやくそくだよ?