【在来作物】エヴァンゲリオン加持リョウジから学ぶ、育てることの大切さ | 【食文化研究日記】山形県の在来作物と東京レストラン

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在来作物は「お金のための作物」ではなく「命のための作物」。私たちはその作物を中心に携わる生産者、料理人、飲食店、消費者を介しその大切さを発信します。



『 加持 リョウジ 』 -Kaji Ryouji-




加持リョウジ




加持リョウジとは「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する架空の人物。

ネルフという特務機関の総司令・碇ゲンドウの下で様々な諜報活動を行うが、

実は同時に日本政府内務省のスパイでもあり、

更にネルフの上層組織ゼーレから遣わされたゲンドウの監視役でもあるという

三重スパイを演じていた。



そんな彼の趣味は意外にも「スイカを育てること」であった。



彼はなぜ畑でスイカを育てていたのだろうか?



この作品では、生物のほとんどが滅亡した「セカンドインパクト」という現象

がある。


それにより食べ物も人工的に作られた工業製品のようなもので人類の食糧が

賄われている。

そんななか、彼が育てていたスイカはセカンドインパクト前からあったタネを

まいて自家採種によって何年も育てたものであると推測できる。



彼がスイカを育てていた理由。


それは、混沌した戦いや途方もない人々の魂を一つにするという

「人類補完計画」の真実を知っていく中、スイカを育てることで

「命とはどういうものか」を自問自答し、必死で「自分」と自分の

「望む世界」とを繋ぎとめていたのではないかと思う。



では、彼の望む世界とは何なのだろうか?


それは、様々な人たちが自然な姿(循環型)でそれぞれが存在している自然な

世界なのかもしれない。


つまり、彼は作物に「人としてのあるべき姿」(理想)

見ていたのかもしれない。



そう言えば、私達はありのままに存在している世界を「自然」と呼んでいて、

そうでない世界と分けている。




※参考
ピクシブ百科辞典
http://dic.pixiv.net/a/%E5%8A%A0%E6%8C%81%E3%83%AA%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%B8