CHEMISTRY 「a better tomorrow」が、2月16日に、
映画公開より一足早く発売されますが、
その全世界主題歌制作時の話をしたいと思います。
CHEMISTRY 自体、韓国語歌唱は、初めてで、
しかも韓国映画で、日本アーティストが韓国語で挑むのは、韓国史上初。
また全アジア、世界公開映画、そんなプレッシャーの中、
今回のレコーディング指導を御願いしたパク・チャンハク 先生のもと
4日間のプリプロ、指導を受け、レコーディングに臨みました。
初日までに、各自聴き込んでは来たものの、
クンやンから始まる言葉いわゆる有声音(発音するときに声帯の振動を伴なう音)に
初日のプリプロは苦労し、パク先生も不安を隠せない感じでした。
しかし、2日目の練習では、見違える上達度で、
発音や歌詞にも慣れ、日本語解説を読み詞の内容も
理解し感情を入れるまでになってました。
パク先生も全く問題ない、あとは慣れと細かいこと、と。
しかしながら本人達は、韓国の方が聴いて
違和感ない状態でなくてはならないと
相当の練習をしたと思います。
レコーディング時、来日していた制作会社社長のこれまたパク社長が
スタジオに訪れ、CHEMISTRYの歌唱を聴き、親指を立てGreat!と、
そして韓国で会いましょうと握手していました。
パク社長のリングトーンは、今も「a better tomorrow~World edition~」(韓国語バージョン)です。
ちなみに歌詞は、日本語詞が先にできており、
それをパク先生に韓国語訳詞していただきました。
パク先生は、Gacktの韓国語訳詞もやっております。
ピアノは塩谷哲 さんで、イントロを弾いた瞬間から鳥肌ものでした。
塩谷さんは、オルケスタ・デ・ラ・ルスのメンバー時、
95年に、グラミーにもノミネート、サンタナとも活動していた、
スーパーピアニストです。
僕の作品は、たびたびお願いしてます。
CHEMISTRYの歌は、もちろん本当にバランスが良く、
2人の声がマッチしていますが、
塩谷さんのピアノとの表情と歌の表情のマッチがこの曲は抜群と思います。
監督、スタッフ、韓国の音楽関係者にも韓国の公開時
聴かせて意見をもらいましたが、皆、日本アーティストが
良くここまで歌唱したと絶賛していました。
そして僕自身、今回CHEMISTRYとこの楽曲を
制作できて本当によかったな、、と思っています。
なかなかできないクオリティーに仕上がっています!
ここ数年で一番の出来ですね!
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