電車の中で、向かいに立ったお兄さんのチャックががっつり開いていた。
開いているだけならまだしも、そこからシャツがしっかりと出ていたので、主張が強くなっていた。曰く、我、此処に有り!
何とかさりげな~く、それとな~く、教えてあげられないものかと、まずは熱い視線を送ってみたが、ビタイチ通じない。

それならばと、そっと舘ひろしのおもむろな仕草のように指差してみた。

通じた。

お兄さん、何事もなかったようにチャックをあげた。
体裁と尊厳を守ってあげた自分に、会釈ぐらいの礼はあるかな?と、ささやかな見返りを求めてみたが、

「僕ァ自分で気が付きましたが、何か?」

の体を装っていたので、そのちっちゃな見栄は組んで、すっと意識を外して自分のミッションを終えた。

自分的になかなかスマートにコンプリートできたように思うが、出来れば視線だけでカタをつけたかった。

でもコレ、女性から指摘されると死ぬほど恥ずかしい。
昨日で劇団宇宙キャンパス19th act「つきあたりを見上げれば…」@吉祥寺シアター

全日程を滞りなく終了致しました。
ご声援をかけて頂いたお客様、
公演に携わって頂いた照明、音響、映像、舞台、受付のスタッフの皆様。

素敵な劇空間を共に生きた共演者とお客様の皆様。

本当に有難う御座いました!

個人的に、千秋楽の公演直前に「これで終わりかぁ…」といつもの淋しさを感じている時に、ふと、初日の舞台は初日しかなかったわけだし、月曜の4回目のステージはあの時だけのものでしかなく、やり直しはもう二度と出来ないものだった。
以前から、葉隠の精神「武士道とは死ぬ事と見つけたり」を主君の為には死する事もいとわないと解釈するだけではなく、「今日という日は二度とやって来ない。次がある、明日がやってくる事を当たり前と思ってはいけない。」そういう解釈で、日々の生活を漫然と過ごしてはならない。と心構えているつもりだったが、モチロン、全ステージ誠心誠意全力で臨んでいたのだけれど、あらためて『今を生きる』事の重要性を噛み締めた。

もうこのメンバー、この劇場、この演目、この役を演じる事は無いと思うと、ひとつひとつのコミュニケーション、やり取り、情動を大事に、いとおしささえ感じながら演じられた。

芝居が人を描いているという事は、良い芝居=良い人生という事に通ずるように思えた。

歓喜、憤り、憂い、悲しみ、笑い、感じた事を大事に大事に噛み締める事で、凄く充実感が得られた。

「いつもと代わり映えのしない毎日」とやらも、自分の感じかたで彩りが増すもんだと、妙に実感し悟った公演となりました。

重ね重ね、本当に、本当に有難う御座いました!


写真が今回、とても仲良く演じられたオカマのジュリーです。
欲望に正直すぎるんですけど、とってもイイ奴です!


formula91さんのブログ-130408_184634.jpg
春の嵐も過ぎ去って、今日も良い天気ですね!
屋内にいるのが勿体ないくらいです。
そんなお出かけ日和な春の、きたる4月4日から吉祥寺シアターでお芝居やります!

最近ずっとお世話になってる宇宙キャンパスさんでの舞台です!
色んなキャラクターが登場し、笑って、泣けて、憤って、ろくでもない素晴らしい世界で、皆で一緒にスッキリしたいと思います。
ご都合よろしければ、是非ご来場頂けますよう宜しくお願い申し上げます!

以下詳細です。てりゃっ

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劇団宇宙キャンパス19th act
「つきあたりを見上げれば」

【日時】
2013年4月4日~10日 全10ステージ
【会場】
吉祥寺シアター
・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆・:
とある繁華街。
その中心から少しはずれた裏道の、つきあたりを見上げた場所にひっそりと在る喫茶店。
そこに集まる人々の、おバカでおセンチな物語。

【キャスト】(ダブルキャスト)
Aキャスト

佐藤祐治
小林真弥
柳瀬翼
芳賀信吉
石戸サダヨシ
脇本昌彦
キムラシゲオ
平元佳奈
(以上劇団宇宙キャンパス)

大多和愛子(FEVER DRAGON NEO/MediaFactory)
えんどうたいと
鎌田英幸
神越夢美子(ベストポジション)
かわもとゆうき
かわらじゅん(オフィスジョイ)
塩崎こうせい(X-QUEST)
品川知美
SUMIO(Re:Play)
立石亮
谷口洋行
玉渕正紀
宮崎優美
吉田弥生

Bキャスト

菊田健吾
キムラシゲオ
上岡一路
弦巻秀人
田口暁子
平元佳奈
(以上劇団宇宙キャンパス)

安見謙一郎(UDATSU)
一石よしふみ(JACKPOT)
大田原りな
岡本弘美
尾鷲知恵(マグネシウムリボン)
小林勝弥(薫風武隊)
鈴木俊哉
田代ナオ(帝京大学ヴィクセンズシアター)
仲澤剛志
弥浦ちえ(BuddySystem)
美濃宏之(劇団東京ルネッサンス)
矢野和明
柳橋龍
山本ともだち(バッカマンズ)
吉村和紘((株)マック・ミック)渡辺ルナ

【料金】
前売り(代済、発券済)\3000

当日精算 \3300
当日券 \3500
学割 \2000(高校生以下、要学生証提示)
リピーター割 \2000(半券持参)
【テーマソング】
「月明かり見上げれば」 Fly Ants
【タイムテーブル】
(※今回、ダブルキャスト公演となっております。僕の出演日はAです。)
4日(木)19:30A
5日(金)19:30B
6日(土)14:00A/19:00B
7日(日)13:00B/18:00A★
8日(月)19:30A
9日(火)14:00B/19:30A
10日(水)15:00B

★7日18時の回終演後「Fly Ants」ミニライブがあります。

【スタッフ】
[作・演出]小林ともゆき
[音響]石井宏幸
[照明](株)ライティング・タッチ
[舞台監督]横川奈保子(Y's factory)
[舞台美術]鎌田朋子
[衣装製作]だまん工房(劇団Dark Moon)
[衣装協力]みむらえいこ
[映像]曾根久光(co;jin)
[振付]CGO
[アクション指導]谷口洋行
[演出助手]弦巻秀人
[制作]平沢彩乃
【チケット予約】
URL:http://ticket.corich.jp/apply/42584/102/

【問合せ】
劇団宇宙キャンパス
杉並区阿佐谷北4-25-6-3
090-6492-5451
劇団公式ウェブサイト
http://uchucan.web.fc2.com/

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今回、演劇ポータブルサイトCoRich(こりっち)を使った予約も承っております。↑上記のURLからアクセスして、ご予約頂く事も可能です。

それでは、乱筆・乱文・長文失礼しました。
劇場にてお会いできます事を楽しみにしております。


季節の変わり目ですし、春風に乗っていろんな物も飛んでるようです。くれぐれも体調を崩されないよう、御自愛下さいませ。