10月にタルセバをやめてから小康状態が続いていたのか、
癌の話はそこまでしなくなっていたので
大丈夫かと思っていた矢先。
出張に行く前にいつもの習慣で母に電話をする。
すると様子がおかしい。
父が電話に出て
「お母さんが頭が痛いと言っている。
様子もおかしい」
とのこと。
母に電話を代わってもらっても
「メガネがないの。なので何も見えないの」
と言ってた。
この頃から癌から出た水で脳が圧迫されていたのだろうか?
少なくとも激しい頭痛はそのためだと思われる。
もちろんそんな知識もなく、
”どうしたんだろう?”程度の心配でそのまま出張に行った。
帰国後、実家を訪れると母はすでに寝たきりになっていた。
ろれつが回らない口調で、つじつまを合わないことを言っている。
かと思えば、体調が良い日は歩いたり少し食べたりもしているよう。
どうやら父の見ていない所で頭を打ったとのことで、
その影響ではないかと脳の病院でMRIを取ってもらったりもした。
が、認知症の状態でもないし脳に特に問題はないとのこと。
※主治医の先生は認知症ですよと言っていた
この頃は「頭を打った」という情報だけを頼りに、
病院を探したり、健康相談に電話をかけたり。
医療の知識なんて全くない父と私で取り残されたような、
誰を頼ったらいいのかわからない状態だった。
主治医(肺)がいる病院の定期検診は2週間ほど先。
でも脳の事だから脳専門の病院だろう。
そう思っていたことも判断を狂わせ、
主治医がいる病院になかなか連れて行ってあげられなかった。
そのタイムロスで母の命に影響があったのかはわからない、
と先生は言う。
でも少なくとも検査は出来たそう。
もっと早く、主治医がいる病院を頼ればよかったと思っている。
在宅で見ていたが、
もう起き上がれないので救急車で運んで入院の流れになった。
(この頃には動くと首に激痛が走っていた模様)
入院のきっかけになったのが、寝ていた母が失禁していたこと。
そんな粗相をするような母でもそんな自分を許せるような母でもないが、
一人、汚れたベッドで寝ていたそうだ。
そんな状態を見た父が主治医に連絡し入院となったそう。
ここで「~だったそうだ」、「~だった模様」と書いているのは、
実際に私が見聞きをしたわけではないから。
母が悪化する直前・直後、
私は多忙を極めていた。。
今となっては優先順位は母にあったはずなのに。
母もすぐよくなるだろうと高をくくっていた。