台北駅


台北駅はなんとも中国風な建物でした。歩いて来る人等いないのか、歩道がどこにあるのかが分からないくらい車優先。きっと私は裏口から入ったのかもしれません。

台北駅


吹き抜けの驚く程広い内部。日本旅行を誘うポスターが目立ちました。

台北駅


これだけ広いのに椅子もなく、ただ広い。でもよく見るとあちこちで地べたに輪になって座っている人たちが見られます。黒と白のタイルなのですが殆どが黒いタイルに座っています。擬態?


台北駅


チケットゲット。窓口で瑞芳と書いた紙を見せました。台湾でのコミュニケーションは指止しと筆談でオッケーです。英語が使える場所でも発音が難しいものは筆談が便利でした。

台北駅


オンタイムで来た列車に乗って席をさがしました。きっとここ、のはずですがカップルがお弁当を食べていました。切符を見せるとすんなりと移動してくれましたが、空いたもう一つの席にはおばさんが平気な顔をして座りました。でも次の駅から乗って来た女性が同じく切符を見せてどかしていました。これは台湾では普通の事のようです。



この時の台湾計画は、台北3泊、九份2泊、新竹2泊、台北1泊という細切れの旅。九份に行くには大荷物は邪魔なので台北ナビのオフィスに預かってもらう事にしました。1個100元(1泊)というので持ち歩くよりは良いと判断しました。

ホテルからタクシーで台北ナビのオフィスに行き荷物を預けましたがその手続きは拍子抜けする程簡単。紙に名前を書いて引取証を貰ってそれでお仕舞いです。支払いは受け取りの時らしい。

その後身軽になって周辺散歩。MRT中山駅が近いのでちょっと小洒落たレストランやホテルがありましたが敷居が高くて結局セブンイレブンで休憩しました。2階がカフェスペースになっていて自由に休めます。お昼開店のカフェに行く予定だったのでコーヒーだけ。

台湾


どこからたどり着いたのか、この緑島小夜曲というカフェの事を知り是非来てみたいと思っていました。正式には二条通り緑島小夜曲というそうで、日本統治時代の和風建築を改装したカフェで、こういう雰囲気が大好きです。緑島小夜曲は歌謡曲の題名だそうで、緑島に投獄された恋人に思いを寄せた歌らしいです。

台湾


天窓から差し込む光が柔らかいパティオを眺めながらランチをいただきました。サーモン&ガーファンクルが流れ、壁には反戦や反核のポスターが貼られた、そんなお店です。

台湾


飲み物は台湾紅茶をいただきました。昨日の猫空とは違っておしゃれなセッティングです。お湯がなくなったら店員さんに頼んでいれてもらいます。茶梅もおいしい。

台湾


食事が終わってゆっくりしていたらだんだん雲行きが怪しくなって来たので、雨が降り出す前に台北駅に向かう事にしました。しかし、少し歩き始めるとポツリポツリと大粒の雨が落ちて来ました。近くの高架線の下の交差点で雨宿り。私だけでなくたくさんの人が雨宿りしていました。小振りになると何人かが走り出して、だんだん少なくなって来たので私も駅の方向に走り出しました。

台湾


駅の建物が見えて来た頃また本降りになって来たので近くの建物の門に避難しました。どうやらそこは国父史蹟館で敷地は解放されているようなので中に入ってみました。広い屋根付きの休憩所があって濡れた衣服を拭いたり、お庭を拝見したり、雨が小降りになるのを待ちました。

ここは孫文が台湾を訪れた時に泊まった高級日式旅館を移築したものだそうで、建物も庭も日本そのまま。お天気が良かったらお庭をゆっくり散策してみたい気分になりました。

そうこうしているうちに雨雲が切れて空が少し明るくなって来ました。史蹟館から駅は直ぐ目の前。人の流れに沿って駅に向かいました。




今日は台湾4日目。いよいよ次の目的地九份へ移動の朝です。荷物は前夜にまとめたので先ずは朝の散歩。台北に着いてからずっとお休みだったホテル付近の朝ご飯のお店を覗いてみました。

台湾


しかし、明日までお休みだそうです。「家中有事、休息四天」これは中国語分からない私でも理解出来ました。看板を見ると台南の客家料理のお店みたいです。残念だな。次は絶対リベンジします!

台湾


もう少し歩いてみたら自家焙煎の珈琲屋さんがありました。早餐は朝ご飯のことね。台湾と言えばお茶、のイメージですが最近は若者を中心に珈琲が飲まれているそうです。台湾産のコーヒーもあるそうですが私はまだ未体験です。朝のコーヒーが飲みたかったけど、人がいっぱいだったのであきらめました。

台湾


そのまま郵便局へ絵はがきを出しにいきました。初めての台湾の郵便局で切手はどこで買うのかな、ときょろきょろしていたら日本語の話せる案内係の老婦人に声をかけていただきました。窓口に案内してもらって日本へのハガキですって、と説明してもらってなんとか送る事ができました。ついでにドラゴンフルーツの切手も買いました。台湾からじゃないと使えないけど、トラベラーズノートにはって楽しんでいます。

台湾 郵便ポスト


これは台湾のポスト。先日(2015年8月)の台風で二つのポストがぐにゃりと傾いたと言うニュースを見ましたが、直立状態がこちらです。

この日のスケジュールは
ホテルチェックアウト→荷物を預ける→カフェ→台北駅から瑞芳へ→瑞芳から九份へ 

これからチェックアウトします。




台湾フード


前日のお昼に食べた北京ダックのせいか翌日の朝になってもお腹があまり空きません。もたれるとか胸焼けするとかではなく、単にお腹が空かないのです。なので朝は部屋で果物を食べ、ホテルの食堂でコーヒーとサラダ等で済ませました。

台湾フード


お昼は猫空の山水客で茶ソーメンをいただきました。茶油で炒めたソーメンで、干しえびと青ネギが乗っていました。結構なボリュームでしたが麺喰いの私は完食いたしました。茶油はあまり特徴的な味も香りもなく、軽~くツルツル美味しかったです。

台湾フード


デザートは女主人の手作りのパイナップルケーキを一つ。しっとりして美味しかったです。

台湾フード


麺類は直ぐにお腹が空くので、お昼寝の後は晩ご飯もしっかりいただきました。鼎泰豊の小籠包です!! 半分の5個入りも注文出来るそうですが、私はフルサイズ10個です。熱々でシューシーな内にいただきます。

台湾フード


酸辣湯とキャベツの漬け物もいただきました。キャベツはちょっと酸っぱくて、熱いの、辛いのの後に食べるとスッキリして美味しかったです。

ひとりで食べるには小籠包3個分多かった気がしますが、何とか完食しました。

台湾フード


この日の〆は東區粉圓のスイーツです。粉圓冰(粉圓はタピオカ、冰はかき氷です)に地瓜(さつま芋)、パイナップル、芋圓(タロイモの団子)をトッピング。最初に応対してくれた若いお兄さんは私が日本人と分かると置くにいたおじさんとバトンタッチ。おじさんは片言の日本語で応対してくれましたが、二人とも殆ど指差しで完了。金額はちゃんと日本語で言ってくれました。

しかし丼程の器に上に選んだのがさつま芋、タロイモ、タピオカとでんぷん質ばかりで、半分程食べた所でギブアップ。残す人も多いようで残菜用の大きなバケツが置いてありました。地元の人の方が多いようでしたが、若い男性がたくさんいて、台湾人男女ともスイーツ好きなの?

台北


猫空の山水客で二時間以上過ごした後、今度は丁度良く来たバスに乗り動物園駅まで戻って来ました。雲行きがだんだん怪しくなって、MRTで大安駅に着いた途端バケツ返し状態の大雨に。こんな時駅そばのホテルは便利です。濡れる事なく部屋に戻り、そのままお昼寝。

目を覚ましたらもう真っ暗で6時を過ぎていました。お腹が空いたので今日は小籠包を食べることにしました。前年家族で来た時に利用した敦化駅近くの鼎泰豊忠孝店に出かけました。すっかり晴れた空に昇った月を見ながら散歩がてらのお出かけです。

台北


この忠孝店は一週間後に閉店すると言う噂を聞いていました。とても広い店鋪でスタッフも親切でひとりで行っても安心なお店だったのですが...。待つ事5~6分、直ぐに席に通され空腹を満たす事が出来ました。

台北


鼎泰豊を出てまたフラフラと歩いていたらこんなお店に出会いました。もう8時半頃でしたがお客が一杯。私ももちろん並んで食べてみました。デザートにしてはちょっとボリューミーでした。

台北


その後またしばらく歩いてMRTの駅を見つけたのでそのまま永康街まで行ってみました。駅を出て永康街に入らず道なりにいくと松青超市があります。スーパーマーケットです。素通りできますか?

デイリー用のお茶、探していたドライフルーツなどを買い、ついでに台湾の日用品のリサーチをしました。ここは少しお高目のスーパーのようです。

台北


お目当てのものを買った後は永康街に戻り数軒のドラッグストアーの梯子。台北もドラッグストアー乱立状態で、MRTの駅の出口にはトモズもありました。

台北


歩き疲れて時間も11時過ぎ。そろそろ帰る事にします。

台湾猫空山水閣


終点で降りて次のバスを探します。あのバスらしい!!と急いで乗り込むも、お弁当食べるから待っててね~、と言われてしばらくバスの中で缶詰状態。この時点で12時15分。きっちりランチタイムでした。

台湾猫空山水閣


同乗者も何か文句を言いたそうな様子になった頃運転手さんが戻って来て出発。向かったのはこちらの山水客。歩いても行けない事はありませんが結構遠いです。こちらは猫空駅を出て左方向に下ります。

台湾猫空山水閣


バス通りの看板から横に逸れて更に下り坂を歩いて、見えて来ました赤い山門。こちらはニーハオと声をかけると直ぐに女主人が顔を出して好きな所にどうぞ、と言ってくれました。私の定席(勝手に決めています)はマウンテンビューの東屋群の一番奥。ここが静かで落ち着きます。

台湾猫空山水閣


最初は女主人に煎れていただきます。手際よくジャバジャバと煎れるのですがそれがまた美味しいのです。台北市内の茶藝館のような上品なセッティングはありませんが、日常のお茶、といった感じ。

後はごゆっくり、とお湯がいっぱい入った大きなヤカンを置いていきました。このお湯をテーブルの湯沸かしポットに移して、いつでも熱々のお茶が煎れられます。お湯がなくなったら給湯所に自分で取りにいくらしいのですが、ひとりではこのヤカンで十分です。

台湾猫空山水閣


これは本当に絵になる風景です。作家ものや逸品ではないのでしょうが、使い込んだいい色つやをしています。私の茶壺もここまで育てたいな。

台湾猫空山水閣


目の前には、文旦がたわわに実っています。やはりシーズンなのですね。すぐ側の梢では尾の長い鳥が数羽、鳴きながら飛び交っています。ここでゆっくり、お茶を飲んで食事をして、ノートの整理をして、ああ極楽、極楽。

台湾猫空山水閣


お茶をたくさんいただいてトイレに行きたくなったのでお庭を散策もかねてブラブラ。トイレは東屋から売店を挟んで反対側にあります。こちら側は広々としたウッドデッキのテーブル席でちょっとモダンな感じ。展望の良いシティビューです。

いつ来ても(たった三回ですが)他にお客さんはいません。大丈夫なのかな、とちょっと心配になりますがこの静けさが好きなので気にしない事にしよう。

台湾猫空山水閣


今日のワンコ。

初めてこの山水客を訪れたときのきっかけはこの黒いワンコでした。小雨の降る道を、ある有名茶藝店を探して歩いていたときの事。時々黒いワンコが私の前に現れます。いなくなっても角を曲がるとまた黒いワンコ。山水客の看板の下にはまたまた黒いワンコがいてとことこ坂を下っていきました。黒いワンコが気になっていた私は思わず付いていきました。ワンコは時振り返りながら私の前を歩いていました。そこに現れたのがあの赤い山門でした。それ以来ここがお気に入り。最初の目的の有名茶藝店にはまだ行っていません。

後で分かったのですがこの付近の犬はみんな黒いワンコらしい。私がみたのは一匹のワンコではなく偶然いろんなワンコを見かけたのでした。みんな放し飼いです。山水客の黒いワンコは門の付近で客の道案内をしていたようで、家族と言ったときも先導してくれました。

台湾猫空


指南宮の見物を終えて、またMRTに乗って最終目的の猫空へ。
今度は普通のゴンドラに独り乗り。ここで乗降する人は殆どなく係員も暇そうです。

台湾猫空


始発から終点までは昇ったり下ったりで30分弱のゴンドラの旅。次々と下りのゴンドラと行き交います。昼前のこの時間は下りはほぼ空です。

台湾猫空


猫空駅で降りて駅でお手洗いを使い、マップを貰っていざ出発です。駅にはコンビニもあります。駅を出ると道は三方に別れます。今日は初めてのお茶屋さんに行くのでバスを使いました。駅前からはいろんな方向にバスが出ているので、紙に店名を書き運転手さんに見せます。首を横に降りながら何か言っていますが言葉がわからないので次のバスに移動してまた訪ねます。この運転手さんは乗ってと手招きして、目的地の前で降ろしてくれました。

こうしてやっとたどり着いたのがこちらの六季香茶藝。出発直前に参加したお茶会の先生に教えていただいた、お薦めの茶藝館です。ガイドブックでもよく見かける門構えです。

台湾猫空


階段を上がるとオープンエアのお店があります。が、人の気配はない。池を挟んだ向い側のお店では何人かお茶を飲んでいたが、雰囲気から地元の人のようでした。

奥の方から女性の会話が聞こえたので、ニーハオ! ハロー!! こんにちは~と何度か声をかけましたが、会話が途切れるだけで人が出て来る気配はなくちょっとするとまた話し声が。そんな事を何度か繰り返してあきらめました。

台湾猫空


なんだかこういうの嫌だな~、なんて思いながらお店を出ましたがお陰様でテーブルに飾られたホワイトジンジャーが見られたり、

台湾猫空


道の反対側の茶畑の畦を散歩したり、

台湾猫空


台湾のプルメリアが見られたり、

台湾猫空


ドラゴンフルーツが見られたり、良い事いっぱいでした。

猫空三度目にしてやっと茶畑らしい風景が見られました。初めての猫空は12月でしたので茶畑は丸坊主で枝ばかり。二度目は家族と来たのでゆっくり出来ず。8月でしたので茶畑は青々としていたはずなのですがそんな風景をのんびり眺める気分ではなかったからね。

十分に茶畑浴をして気を取り直してこんどは私のお気に入りの茶藝館を目指します。

この辺のバスは手を挙げると止まってくれると聞いていましたが、すぐ側にバス停らしき所があったのでそこ待つ事にして、振り出しの猫空駅に向かいます。

台湾指南宮


指南駅でゴンドラを降りて、道なりに少し下ると指南宮がありました。その途中の生け垣や植え込みにもこんな飾りものがぶら下がって道案内をしてくれます。

台湾指南宮


中に入って最初に目を引くのはやはり天井を埋め尽くす赤い提灯。極彩色の天井の絵や赤い柱も台湾の寺院らしくてしばらく見て回りました。

台湾指南宮


ほとんどの場所は自由に見学出来ますが、残念ながら工事中で景観としてはいまいちでした。内部の見学を終えて外から建物の全景を眺めます。駅からは下って直ぐでしたが、きっと以前はここを目指して山を登って来たのでしょうね。

台湾指南宮


そしてここから見る市街地の景色は清々しいものでした。風に吹かれながらしばし休憩して、いよいよ猫空に向かう事にしました。


指南宮を見て回ってとても興味深かったものふたつ。

台湾指南宮


なんだろう、これ?

台湾指南宮


私の守り神。



台湾猫空


私が泊まっていたホテルはMRT大安駅の隣でしたので、ほぼドアtoドアで動物園駅までやって来ました。駅はなんとキティちゃんだらけ。あ、猫つながりですか?

台湾猫空


駅に着いたのは10時頃、人も少なくスイスイ移動が出来ました。右に行けば動物園、左に行けばゴンドラの駅です。初めて来たときは中国本土からの団体客でごった返していて、長い行列も割り込みご免でウヘェ~となったものでした。

台湾猫空


今日は空いていたので、水晶キャビン(床が透明のゴンドラ)に乗る事にしました。何台かに1台水晶キャビンが来ます。乗客は普通のキャビン、水晶キャビンの乗り口に並んで待ちますが、普通キャビンの進みは早いです。込んでいるよ定員いっぱい(6名くらい?)、空いているときは二三人、ひとりのときもあります。

台湾猫空


来ました、来ました。虫眼鏡の絵が書いているのが水晶キャビン。今夏はアメリカから来たと言う女性2人と一緒になりました。

台湾猫空


足元はこんな感じ。高所恐怖症の私にはちょっと怖いのですが、写真を撮り合ったり、お話をしたりしながら気を紛らわせて途中の指南宮までご一緒しました。いつもは空中から見下ろすばかりで、いつかは降りてみたいと思っていた指南宮で私は途中下車しました。


台湾


三日目の今日は。今回の旅の目的の一つ、私の台湾Loveの原点でもある猫空へ。

でもホテルで朝食を済ませた後に、連休明けの大安駅付近をちょっと散歩。MRTの駅はホテルの直ぐ隣なのですが、駅の周りを一周する事にしました。昨日までは閑散としていた道路は、台湾名物のスクーター族が戻ってきていました。朝なのでほぼ通勤の人なのでしょう。せいぜい二人乗りですが、これが夕方や休日は三人乗り、四人乗りなんてざらで。それが信号が替わった瞬間、集団で直進、右折、左折するのです。歩行者はその間をぬって道を渡ります。命掛けです。で、身につけた安全策は地元民らしい人のすぐ側に立ち、一緒に道を渡るのです。もう上着の裾を掴みたいくらいの気分なのですが、そんな不審者みたいな事は出来ないので、ひたすらさりげなく影武者のように行動します。道を渡りきるまでは一瞬たりとも気を抜けません。

台湾


昨日まで閉まっていたお店も開いていました!朝食を買う人、お弁当を買う人で朝から行列のできる店もあります。ちょっと横丁に入ると屋台も出ています。みんなお気に入りのお店があるようです。

台湾


豆漿(トウチャン)のお店もあいています。豆漿は豆乳みたいなものらしい。台湾の朝食には欠かせないものらしい。しかし豆乳苦手の私は今回もパス。冷たい豆花は食べられるのに、温かい豆乳はダメなのです。

台湾に行くと言うと、みなさん台湾は食事が美味しいからいいですよね~、とおっしゃいますが私は特に美食に拘らないのでせいぜい小籠包を食べたら満足です。後はお腹が空いた時に近くにあるお店を雰囲気で選びます。