台湾には、今日本でブームのタピオカミルクティーのスタンドがたくさんあります。スタンドの隣がスタンド、またひとつ隣がスタンド、なんて当たり前です。ども味にはそれぞれ特徴があって、お客さんも好みの味を求めて行列に並びます。ここでいうティーは紅茶、烏龍茶、ジャスミン茶など様々で、ミルクティーの味も個性的です。ミルクティーだけでなく、フレッシュなフルーツをミックスしたフルーツティーのお店もあり、そちらもさっぱりして暑い夏には美味しいものです。

今日は電鍋を使って水果茶(フルーツティー)を作りました。電鍋がなくても普通のお鍋でも作れます。

今日の材料は、黄桃・プラム・レモン・棗・枸杞・龍眼・台湾紅茶・氷砂糖・桃膠。 この他パッションフルーツのジャムも大さじ一杯程入れました。果物はお家にあるものでなんでも大丈夫です。レモンを使う場合は国産レモンを使い、輸入物の時は皮は剥いて中だけ使います。紅茶はティーバッグで大丈夫です。龍眼は甘みを出すために使いますがなければ氷砂糖を少し増やします。フルーツの味を生かすため黒糖は使いません。

桃膠は水で一昼夜もどします。

鍋に桃膠以外の材料を入れ水を適当に入れ火にかけます。上記の材料の量なら1.2リットルくらいが適量です。氷砂糖はお好みの量を入れます。私は普通の果実酒用の氷砂糖で12粒ほど入れました。20分ほど煮たら味見をしてお砂糖の調整をして戻した桃膠を入れてさらに15分ほど煮込みます。
完成したら熱いうちにいただくのもおいしいです。材料は全て食べられます。パッションフルーツの種もカリカリ食べちゃいます。

最初は上積みのお茶だけを飲み、残りのフルーツはスプーンですくっていただきます。

冷たくしていただくのもおいしいです。タピオカミルクティー用の太いストローでいただくと柔らかくなった果物や桃膠も一緒にいただくことができます。作った後に甘みが強いと感じた場合は、お水やソーダ水で割って飲むこともできます。さらに牛乳や豆乳を入れると言う裏技もあります。

冷やす場合は粗熱が取れてから冷蔵庫に入れます。ガラスや陶器、プラスチックの容器で保存して二、三日中に消費します。(美味しいのですぐになくなるので保存期間の心配はあまりありませんが、、。)