ここの解釈を見てみると、
とても深いことがわかります。

昔、「葉隠」という本を読んだときに、
「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」
という言葉に、感銘を覚えたことがあります。

それと照らし合わせることができます。

武士は切腹することで責任を果たしたということで、
一族の過ちが許されることがありました。

戦前は特攻隊のように「お国のため」と、
若い命が露と消えていきました。

それが正しいことだとは思いませんが、
今の日本に、それだけの真剣さがある人は
少ないのかもしれません。

般若心経の今回の部分はお釈迦様は
「老いて死ぬこともありませんし、
その老死が尽きることもないのです」


と言っているのです。

これは、老いて死ぬことも、
また、その死に尽くすこともない。

ということです。

もう少しわかりやすく説明すると、

若くして「死」に悩む人がいる。
その人からすれば、老いて死ぬことは恐ろしいこと。

しかし、死を目前に控えながらも、
やりたいことをやり続けている人にとっては、
「死」とは、単なる通過点にしか過ぎない。

ということです。

仏教の根底には因果応報、輪廻転生が
ありますので、「死」「老い」は、
何の意味も持たない
のです

やっぱり、般若心経はすごいですね。


<乃至無老死亦無老死尽>


<無苦集滅道>


<無智亦無得以無所得故>


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