色即是空 (しきそくぜーくう)
空即是色 (くうそくぜーしき)

に関して、間違っているかもしれませんが
私の個人的な見解を述べさせていただきます。

「色は形あるもの」、「空は何もない」ということです。

①1つ目の考え方は、諸行無常を表しているというものです。

これは「栄えていたものもいずれ滅びる。」
という意味です。

一昔前までは、世襲制の経営は3代で滅びる
100年繁栄を続けることはないとまで
言われていました。

栄華を誇っていた、「全ての道はローマに続く」のも
「諸葛孔明が頑強に作った蜀」も、「平家でないものは
人ではない」といったものも全て滅びました。

世の中の形あるものは必ず滅びるのです。


②2つ目の考え方は「目に見えているようでいて、
実はそこにはなにもない」
といった意味です。

これは、デカルトの「我思う、ゆえに我あり」
という「考えている自分の存在はここにある。」

という言葉で否定されていますが、
この言葉は事実ではないと思います。

巨視的に見れば、確かにそこにあるのですが、
微視的に見れば、原子核の遥か遠くに電子が
ぐるぐる回っているスカスカの集合体でしかないのです。

そういったものがあたかも形があるかのように
見えているだけ
なのです。

そのように見させているのが仏の力なのです。


という2つの意味があるのではないかと
勝手に解釈しています。もう一度言います。

この解釈は間違っているかもしれません。
他の解釈もたくさんあると思います。

しかし、私的にはこの2つの意味を
含んでいると思います。

たぶん、色んな人の影響を受けての
解釈になっているとは思います。

「色即是空、空即是色」に関しては
私の座右の銘の一つとなっています。

般若心経の写経は量が多いので、
徐々にアップしていきたいと思います。