今日は表を使えないパターンの説明をします。

具体的には、期間が3年などのように切りがいい数字なら
いいのですが、2年9か月のように中途半端な期間
なっている場合は、表を使えません。

それではいきます。


【例題】
 ¥752,000を年利率4%、1年1期の複利で、2年9か月間預けると
 元利合計はいくらですか。ただし、端数期間は単利法とし、
 毎期¥100未満の金額には利息を計算しないものとする。

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ポイント1:グロス編2でのエールそろばん教室.COMさんのコメントのように
 3か月=0.75年、6か月=0.75年、9か月=0.75年と置き換えます。
 それ以外の期間は【何か月÷12】で計算します。

ポイント2:1年毎の利息計算し、¥100未満
 次期の利息計算に使わないようにします。

ポイント3:年利率4%=0.04は元金×(1+0.04)で元利合計が求まります。

【解答】
手順1:1年目の元利合計=¥752,000×1.04=¥782,080

手順2:¥100未満は次期の利息計算に使わないので、¥782,000と¥80に分けます
    2年目の元利合計=¥782,000×1.04+¥80=¥813,360

手順3:¥813,360を¥813,300と¥60に分けます。
    残り9か月(0.75年)の元利合計
    =¥813,300×(1+0.04×0.75)+¥60=【¥837,759】(答え)


これは、ちょっと手間が多いですよね。

でも、計算はそれほど難しくないので、
暗算でできるようになれば早く解けると思います。

是非、チャレンジしてくださいね!





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