算数の四則演算は当然、強くなります。
間接的に頭の回転は速くなると思います。

それが数学になると、文字を使った考え方になります。
計算は二の次になり、考え方が中心になります。

そのことに気付かず、計算に頼ってしまい、
数学が苦手になってしまう生徒も多いです。

私の塾では、中1に上がった生徒にはすぐに、
この数学の本質をたたきこんでいます。
もちろん、数学塾に通う生徒に対してですが。

計算なんかできなくていい!!くらいまで言います。
考え方があっていることの方をほめたたえます。

数学は計算が基礎であることは間違いないですが、
数学は進めば進むほど計算力とは離れていきます。

有名な科学者、数学者、経済学者は
全て珠算を習っていたわけではないですから、

数学に対して、計算力はそこまで関係ないと思います。

数学以外の教科に対してはどうかというと、
珠算をやっていた生徒は能力の高い子が多いと思います。

珠算のレベルが高い生徒は全員といっていい程、
顔つきがひきしまっていて賢そうです。

目つきですとか、顔の表情がしまっているのです。

そういったレベルの高い子をそのまま放置して
計算だけができる子にしてしまったらかわいそうです。

珠算ができるから理数系が得意とは言えないのです。
計算は単なる道具なのです。

それを心得て、そろばんを学習させたいですね。

そして、そろばんができるだけといったつまらない存在に
ならないように指導していきましょうね。



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