ボストンマラソン2013ゴール地点での悲劇の続報

ボストンマラソン2013ゴール地点での悲劇続報です。

圧力鍋を使用した簡易型爆弾が設置されていました。

死者３名のうちの一人、８歳のマーチン・リチャード君が

犠牲になりました。一緒にいた母親のデニスさんと妹も

片足を失うなど重傷を負っています。

リチャード君は近所の人々から

野球少年として、愛される存在でした。

「ただ父親を抱きしめたかっただけなのに…」。

「悲しいし、理解できない。」

と理不尽な凶行に地元住民は嘆き悲しみました。

ツイッターでは、マーチン君の友人らが

「どこかで聞いたことがあると思ったら、

リトルリーグのチームにいた子か…」

「彼はただ、ゴールした父親を抱きしめたかっただけだ」

などとつぶやかれました。

マーチン君の自宅に近いレストランには

地元住民が集まり、マーチン君の死を悼みました。

土田和歌子さんは、次のようにの述べた。

「メジャーな大会でもあり、警備はしっかりしていた」。

「ゴール地点はＩＤを持っていない一般人は入れず、

選手と接することもできない。」

「厳重な警備をかいくぐって目的地まで入ったのは、

警備態勢を熟知した計画性がうかがえる。」

オバマ大統領は４月１６日の記者会見で

「憎むべき、卑怯（ひきょう）なテロ行為だ。」

と非難し、現段階では犯人像をつかめていないとした上で、

ＦＢＩがテロ事件として捜査していることを明らかにしました。

アルカーイダなどの「プロパガンダ（宣伝）目的か」

「イスラム過激派の疑い」の可能性が高いそうです。

戦いが戦いを産む、負の連鎖で、無用な戦いが繰り広げられる。

そんな、終わることのない悲劇をなくしていくことが、

世界平和の第一歩ですね(=^･^=)