TPP交渉参加により観覧株が値上がりしています。
それでも、出遅れている銘柄がまだまだあるため、
今が買い時の注目銘柄を調べたところ、証券アナリストより
抽出されていました。メインの恩恵企業は農業関連になります。
安倍首相とオバマ大統領の日米会談では、TPP参加交渉について
『一方的にすべての関税撤廃をあらかじめ約束することを求められる
ものではない』という共同声明が発表されて安心感が広がりました。
安倍首相が『聖域なき関税撤廃が前提ではないことが明確になった』
と言明したことにより、TPP交渉参加が現実的になってきました。
しかし、この会談から二週間が経過し、米国などの先行参加国で
日本の参加を承認する手続きが思いのほか進んでいません。
交渉入りを急ぐ首相には焦りの色が出始めているようです。
現在、政府は関税撤廃の対象の除外を目指す品目として、コメ、砂糖、
麦、乳製品、牛肉の5分野の農産品を位置づける予定でいます。
アメリカは自国の自動車産業を守るために関税撤廃の猶予を求めていますが、
日本の自動車や保険に対しては市場開放を求める可能性があります。
こういった理不尽な交渉を始めることのないように注意が必要です。
ここでミスを犯し、国益を損ねるような結果につながったとしたら、
当然、夏の参議院選挙での自民党に逆風が吹き荒れるでしょう。
交渉次第で株の乱高下が考えられますが、代表的な関連銘柄としては、
農業関連が筆頭になることが予想されます。
産業競争力会議において安倍首相が『農業を成長分野と位置付けて、
産業として伸ばしたい』と強調していたことも支援材料となります。
そこで、今が買いの10銘柄を掲載しますので、ご検討ください。
1.日本農薬
2.井関農機
3.丸紅
4.ベルグアース
5.丸山製作所
6.東洋水産
7.NTN
8.いすゞ自動車
9.川崎汽船
10.ファーストリテイリング
交渉次第で、上がる銘柄が入れ替わる可能性はあります。
この波に乗り遅れないようにしたいですね(=^・^=)
