こんにちは。


梅雨も明け、暑い日が続きますね☀太陽☀



かつては真夏の暑いさなかに
結婚式を挙げる方は少なかったのですが、
昨今は挙式も披露宴も空調の効いた会場ですし、
電車もバスも涼しいですから、
真夏のウエディングも珍しくなくなりました。



そんな暑い日のウエディングに呼ばれると、
悩むのが服装・・・。

洋装であれば、それなりに対応できますが
真夏の和装はどうしたらよいのか。


絽や紗など夏の素材でできたふりそでや留袖、訪問着などを
用意できれば、それに越したことはないのですが
実際はなかなか難しいものです。


「家には袷(10月~5月に着るきもの)の
ふりそで、留袖があるけれど、それを着たらダメなのですか?」

というお問い合わせをときどきいただきます。


きもの界の大原則でいえば、
答えは「No」となってしまうのですが、
冒頭にも書いたとおり、
昨今は室内の空調は効きすぎるほど効いていますから
会場で着替えるのならそれほど暑さも問題になりません。

せっかく素晴らしい礼装きものがあるのなら、
それを着てお祝いの気持ちを伝えることを
きもの界のルールよりも優先させてよいと思います。

もちろん、移動に時間がかかる場合などは
ちょっとむずかしいかなと思いますが・・・汗




ルールはルールとして理解したうえで
現代生活にフィットするきものの着こなしをしたいもの。
あまりガチガチにルールにとらわれることなく、
きものライフを楽しみましょうおんぷ


そして・・・。
たくさん汗をかいた場合は、
すぐに専門店へお持ちになることをおすすめします!



























今回もまたきものの保管についてお話しします。



お正月から4月くらいまでの
きもの着用ハイシーズンが終わりますと
お客様から「保管方法」についての
様々なお問い合わせをいただきます。


その中で意外に多いご質問が、

「タトウ紙の内側の、きものをくるんであった薄い紙は、
捨ててしまってよいのですか?」


きものは、呉服屋さんから納品される際、
「タトウ紙」という紙でできたものに包まれています。

タトウ紙で直接きものを包む場合もあるのですが
生地や柄の部分を傷めないように
薄紙というやわらかい紙を間に入れて
包んだほうが、より安心です。

というわけで、薄紙はぜひそのままご利用ください。



また、薄紙ではなく、
納品時の型崩れを防ぐためにきものにはさんである紙は、
捨ててしまっても構いません。
ただし、たたんだときに柄と柄が触れ合う部分には
(上前のところなど)、
紙を間にはさんでおくと安心です。
刺繍が傷んだり、箔がくっついてしまうのを防げます。



ぜひ参考になさってみてください笑う
















こんにちは。


2013年度の成人式も終わり、
着用した振袖や帯の保管について
お悩みの方も多いのでは?



きものの保管について、
いろいろなお問い合わせをいただきますが
多いのが、
「一度着たら、毎回クリーニングするのですか?」という質問。


きものは、洋服のように着用のたびにクリーニングする必要は
ありません。



着用後は、きものハンガーなどにかけて
一日くらい陰干ししてから、
タンスや衣裳ケースなどにしまいます。
(納品時の紙の箱は、保管には向きません。)




もし、着用時にひどく汗をかいたり、
汚れやシミを付けてしまった場合は
クリーニングの必要がありますので
お求めの呉服店などに早めにご相談ください。





しまうときは、きれいにたたんでタトウ紙に入れます。
刺繍や箔がある柄の部分には、
柄を傷めないように薄い紙をはさんでおくとよいですよ。


また、きものの大敵・湿気を防ぐために
乾燥剤(シリカゲル)を一緒にいれることをおすすめします。


なかなか着る機会のないきものは、
ついつい長期間しまいっぱなしにしてしまいますが、
それも湿気を呼ぶ原因になります。

時々タンスの引き出しを開けて風を入れたり、
「虫干し」するのもおすすめです。




せっかくの晴れ着を、長くお召しいただくためにも、
ちょっと手間をかけて、大事に保管してあげてくださいね音符



きもののお手入れ、保管については
こちらもぜひご覧ください。

  >>三松:きものお役立ち情報