こんにちは。
梅雨も明け、暑い日が続きますね

かつては真夏の暑いさなかに
結婚式を挙げる方は少なかったのですが、
昨今は挙式も披露宴も空調の効いた会場ですし、
電車もバスも涼しいですから、
真夏のウエディングも珍しくなくなりました。
そんな暑い日のウエディングに呼ばれると、
悩むのが服装・・・。
洋装であれば、それなりに対応できますが
真夏の和装はどうしたらよいのか。
絽や紗など夏の素材でできたふりそでや留袖、訪問着などを
用意できれば、それに越したことはないのですが
実際はなかなか難しいものです。
「家には袷(10月~5月に着るきもの)の
ふりそで、留袖があるけれど、それを着たらダメなのですか?」
というお問い合わせをときどきいただきます。
きもの界の大原則でいえば、
答えは「No」となってしまうのですが、
冒頭にも書いたとおり、
昨今は室内の空調は効きすぎるほど効いていますから
会場で着替えるのならそれほど暑さも問題になりません。
せっかく素晴らしい礼装きものがあるのなら、
それを着てお祝いの気持ちを伝えることを
きもの界のルールよりも優先させてよいと思います。
もちろん、移動に時間がかかる場合などは
ちょっとむずかしいかなと思いますが・・・

ルールはルールとして理解したうえで
現代生活にフィットするきものの着こなしをしたいもの。
あまりガチガチにルールにとらわれることなく、
きものライフを楽しみましょう

そして・・・。
たくさん汗をかいた場合は、
すぐに専門店へお持ちになることをおすすめします!

