疲れていると意識がもうろうとしてロクなことをしません。

私がロクなことをしないと言うときはだいたい買わなくて良いようなものを勢いで買うときなので、まあ、今回も、そういう話。


そんなわけで、Amazonさんからこんなものが届きました。

Forlyの徒然日記-kindle 01


はい、Amazon Kindle Paperwhiteさんです。


私は昔から携帯電子機器で読書をするのを趣味とする人間でして、古くはSHARPのZaurus(MIシリーズ)の文庫ビューアを使ってよく電車の中や喫茶店で、場合によっては自宅でも読んでました。
そのころ使ってたZaurusは、MI-P1だったので、モノクロ16階調液晶。

・・・とか書き出すと、もはや知る人も少ないZaurusの話に脱線しそうなので路線を戻して、とりあえず空けてみましょう。

Forlyの徒然日記-kindle 02


あ、隣になんかいますね。

えっと、上でZaurusの話を出したのは、まあ、つまり反射式のモノクロ液晶的な画面を持つデバイスで読書をする習慣が私は昔からありましたよ、という話で、結果E Ink端末のAmazonは、日本発売前から実はずっと使っていて、Kindle2、Kindle3、Kindle Paperwhite(2012)と、ずっと使い続けているんですね。あ、国際版のなかった初代と、どう考えてもKindle 3の方が良いものだとおもったKindle Touchの世代のものは持っていません。

というわけで、既に持っている2012年版Paperwhiteとの比較などを軽く。



上の画像の通り、2012モデルと2013モデル、正面から一見するとまるで変わりはありません。

Forlyの徒然日記-kindle 03

この通り、目を凝らしに凝らしてよく見れば、kindleの文字の隙間が新しい方が少し狭い・・・とか、それぐらい。良く気づいたな、私。ま、私の個体だけかも知れませんが。
ちなみに左が2012、右が2013です。以降の比較画像も同様。

Forlyの徒然日記-kindle 04

一方背面は結構違っていて、2012モデルは大きいながらも目立たない感じでブランドの「kindle」と記載がありますが、2013モデルはドヤァとばかりに目立つ「amazon」です。
このためだけに金型変えたのか・・・


さて、箱の部分ではなくて実際の見た目の部分。

Paperwhiteで決定的にこれまでの、そして他のE Ink端末と異なったのは内蔵ライト搭載でした。でもまあ、それに対してムラが激しいと叩かれたのもまた事実。
初期の反射型カラー液晶のフロントライトが如何にムラムラだったかを知っている人間は、この程度で叩くか?と思った物ですが・・・

Forlyの徒然日記-kindle 05

そいつが、上記の通りかなり改善されています。画面の下の方を見ていただければわかりやすいかと。

ついでに、画面の色味がだいぶ異なっていることも分かっていただけるかと。
2012年モデルが青みがかっているのに比べ、2013年モデルは黄色っぽいですよね。
2013版の方が見やすいものの、個人的には2012版の青白い見え方は他のE Ink端末とは異なる個性で、「Paperwhite」の名前を冠した理由を感じることができて気に入ってましたので、結構あれ?って感じでした。



内部的な変化の話をすると、まずメモリが倍増(2GB→4GB)してますが、まあ、Kindle3ユーザとしては、元の容量にやっと戻ってくれた、という感じ。2012はコレだけが不満で、結果2013モデルを追加購入したと言っても良いので。

あと、ページめくりの速度が決定的に速くなっています。これならE InkのKindleでコミック読んでもいいかな、と思う程度には動作が速いです。あと、文字入力がやっと実用的な速度になりました。これは検索とかコレクション整理とかするときにすぐに感じられます。

また、全面フラッシュの回数が少なくなっています。私はE Inkのフラッシュ反転は慣れているのであまり気にならないのですが、やっぱり少ないと気持ちいいですね。


・・・とここまでは割とよいことずくめなのですが、私の利用法だと致命的なマイナス方向の変化が一つ。

Forlyの徒然日記-kindle 06


上記の2台のKindleは、すでにメモリの中身を同一にしています。それは書籍データのみではなく、ユーザデータとして突っ込んでいたものは、まるっと新しい端末にもコピーしました。

まあ、つまり・・・ユーザフォント利用が出来なくなっているんですね。

2012年モデルでは自分で好きなフォントを「fonts」ディレクトリを作成してその中に放り込み、メモリユーザ領域のルートに「USE_ALT_FONTS」という空ファイルをおいておくと、そのフォントを任意に利用できたのですが、どうもその裏技的な用法は2013年モデルふさがれてしまったみたいです。

Kindle Paperwhiteのフォントは、比較的縦書きでも読みやすい日本語フォントが明朝でもゴシックでも使われているんですが、ちょっと細くて見にくいんですね。KindleのE Inkのコントラストが余り高くないせいなんだと思うのですが。(ただしコントラストについては2012→2013で割と改善してます)

そのため、私は微妙にボールドのかかった「青キン明朝」フォントを使用していました。
なので、2013年版は慣れるまでは少しだけですが、読みにくく感じてしまいます・・・



・・・と、最後に不満を書きましたが、4GBに容量が増えたこと、全体的にレスポンスが上がったこと、内蔵ライトもちょこっと綺麗になったことから、全体的には満足でした。


ただし、私みたいな電子書籍デバイス好きな人か、よほど容量が切羽詰まっている人、つまり2012年版Paperwhiteを利用していて特に不自由を感じていない人は、別に2013に買い換えるほどのことはない、かな、ってところです。


というわけで、不急不要の買い物の話でした。


ではでは、また。