今日は久しぶりに晴れて、気持ちよい天気でした。
なんとなく、一日中職場にこもってPCと向かい合っているのが嫌になった・・・

ま、それはともかく。

WRC Plusを読んでみて気になったキーワードについて徒然と書くの巻、第2弾です。
誰も読んでくれないかも知れませんが、気にせず行きましょう。


その男、伝説にあらず~カルロス・サインツ

サインツ
Carlos Sainz

私は今でこそモータースポーツはWRCぐらいしか見てませんが、子供の頃はサーキット・レースしか見てませんでした。F1、F3000、グループCカーによるWSPCなどを見てました。
ところが、高校生になる頃、当時よく見ていたCAR GRAPHIC TVの番組内である映像を目にして、衝撃を受けます。
高速で草原を、町中を、山を、雪道を駆け抜けていく、見た目は市販車と同じマシン達。

そう、WRCです。

当時(90年代前半)は、カルロス・サインツ、ユハ・カンクネン、ディディエ・オリオールらが活躍してました。
彼らは時期は違えどそれぞれトヨタ・セリカを駆り、90年代の日本車黄金期を導き出してくれたのです。
いやぁ、当時のCGTVは、ラリーの放送はまだか、まだか、と待ち続けてましたねぇ。

サインツはそのラリーにかける情熱から、エル・マタドール(闘牛士)と呼ばれたドライバーです。
彼は常に表彰台に立ち続けるそのドライビングテクニックはもちろん、マシンの開発能力も非常に高く、彼がシートを得た多くのチームのうち、トヨタ・スバル・シトロエンは、彼がドライブした時点から大きく飛躍しています。
とにかく、プロフェッショナルな活躍を見せてくれたドライバーです。

記憶に新しいところでは、2005年にシトロエンが成績不振を理由にデュバルからシートを取り上げた際、2戦だけ、すでに引退していたサインツにドライブを依頼したことがありました。そのとき彼は「シトロエンには恩返しをしなければ」と、引退後のブランクを物ともせず、デュバルでは全然勝てなかったシトロエンのセカンド・マシンで見事、4位(トルコ)、3位(アクロポリス)と立て続けに結果を出しました。やっぱ仕事人はちげぇな、と思いましたね。

うーん、彼が最後にWRCを走ってからもう3年が経つんですねぇ。
逆に言えば、私がラリーを見出す前から第一線で活躍していた人が、引退後まだ3年しか経っていない、とも言えるでしょう。

いまは、ラリーレイドの世界で、フォルクスワーゲンのワークスの一員として戦っています。
今年は残念ながら中止になってしまったダカール・ラリーでも、来年はきっと活躍してくれるはずです。

彼の存在は、未だ伝説ではなく、そこにあるのだから。