今日は久しぶりにWRCの記事です。

まあ、このブログ見てくれている人は誰も興味ないと思うけど(笑)


先週末、中東では初のWRCとなるヨルダンラリーが開催されました。


Jordan Rally WRC
第5戦、初開催のヨルダンラリーはヒルボネンが今季初勝利!【WRC 08】
http://www.webcg.net/WEBCG/news/n0000018668.html


結果は、1位ミッコ・ヒルボネン、2位ダニエル・ソルド、3位クリス・アトキンソンでした。

「ミッコはできる子」とは、スバル時代から言われていましたが、昨年フォードのセカンドドライバーとしてその堅実さからくるドライビングの実力を発揮し、上位争いに進出してきました。昨年度WRCドライバーズタイトル3位。

今年もその好調は持続しており、2008年はこれまで全戦においてポイント獲得。
今回の優勝を含め3度の表彰台に上り、それ以外でも4、5ポイントを獲得するなど、昨年の活躍がフロックでは無かったことを証明しています。

一方、冷静・堅実は代名詞とも言えるセバスチャン・ローブ。
彼も2008年は相変わらず変わらない強さを見せつけてますが、これまでの5戦中3度優勝したのに対し、優勝できなかったラリーはいずれもポイント0と、「ローブが表彰台の一番上にいない時、それは二番目に彼がいる時だ」と言わしめた(言ったのは私だが)ぶっちぎりの安定感は、やや、なりを潜めてると言えましょう。

結果、ヨルダンラリーの優勝で、ドライバーズ・ポイントは逆転。1位ミッコ(38ポイント)、2位ローブ(30ポイント)と入れ替わりました。


さて、ミッコの活躍を一番歯がみしながら見ているのは誰でしょう?

そう、彼の活躍を予見できず、わずか一年で手放してしまったスバルチームに他なりません。

スバル時代、彼の成長を期待する声は大きかったものの、期待したほどの結果が伴わず、スバルはわずか一年で契約を破棄しました。それに懲りたのか、スバルはたとえ完走率が低くても、時折才能の片鱗を見せるクリス・アトキンソンをセカンドドライバーとして辛抱強く使い続けてました。

堅実・成長というキーワードをミッコに対して出してきましたが、2008年、もう一人の有望株がこの、クリス・アトキンソンです。

彼もJWRCでその才能が高く評価された後、鳴り物入りで(ちょっと言い過ぎかな)スバルからWRCにデビューしましたが、残念ながら数字は残せていませんでした。

しかし、今回のヨルダンラリーでも3位に入り、すでに今年4度目の表彰台です。
まだ優勝こそありませんが、インプレッサWRC 2008がボディスタイルを変えてまで挑戦しようとしている今年、車のデキが期待に応えるものであった場合、ひょっとするとひょっとするかも知れません。
今年のWRCの、注目ポイントの一つです。

うーん、クリスがこれだけ上位争いできていると、日本のファンとしては当然気になるのがペター・ソルベルグの成績でしょう。
健闘を見せるクリスに対し、結果だけ見ると彼はまだ今年は一度も上位争いに顔を出してきていません。

ノルウェーや日本のみならず、世界中にファンの多いペタ-。
スバルのマシンが良くなってきているのであれば、是非彼の復活にも期待したいところです。


それにしても、ミッコやクリスが首位を争うようになると、時代が変わってきているなぁ、と言う気がします。
この2人がローブの独走を許さず、それにペターが絡んで来るようだと、今年のWRCは面白いものになりますね。