いつも
小さな自分の殻にこもっても
それは透明だから全て見透かされてしまう

だから誰かに壊されないように虚勢をはる

覗かれないように壁をつくる
でもその壁はいつも低くすぎて



誰かの目を気にする必要なんてないはずなのに
またその透明な殻に閉じ籠る


たぶん誰かの目を気にしてる訳ではないんだ

ただどれだけ小さくてもいいから
自分の自分自身の空間が
欲しいだけ



この小さな亀裂が無数に入った
この小さい殻が好きなだけだから



殻の中に存在する自由が