20歳の春に東京での初美容院での仕事は、いろんな体験をさせてもら

いました。蓮

3階建てのビルの1階が美容院,2階が女子僚、3階が男子寮での生活

3畳1間に2人生活、1週間朝昼晩の食事当番がありました。

8人分の食事を限られた金額で作るのです。

はじめは時間配分や金額などまともにできないのですが、経験していく

うちにできるようになるんです。料理はお客様に聞けば、レシピを

くれたり、あそこが安いよと、お店まで教えてくれるのです。

お客様とそんな会話から入る美容院なんてありませんよね!

今でも覚えてます。

初日、先輩に勝てるのは声しかない!

と思い、大きな声で「お待ちしておりました!!!」

我ながら心の中でガッツポーズ廉

ところが、その日の終礼で、「ここは美容院だ! 八百屋じゃない!」

と注意されました。そうかぁ、あまりでかい声はだめなんだぁと嶺

それでは先輩に負けないことは?と考え、よーし!床はき一番に

なろう!と3人いるアシスタントのなかで一番に床を掃くことを

目標にしました。

何か一つ。

だれにも負けないものを作る。が、私のテーマでした。

何もできないのに、お店にいて美容師の仲間入りをしたあの日。

今でも鮮明に覚えています。秊

私の原点。