叶った夢 叶わなかった夢 | Vicissitudes de richesse ~七転八起~

Vicissitudes de richesse ~七転八起~

人生、転んでも立ち上あがれば勝つんですよねぇ
だから、転んでも立ち上がるんです
立ち上がって、立ち上がり続けるんです

小学生の頃の夢は小説家になる事でした

 

だから大昔、ここで小説を書いてた時期もありました

 

高校を卒業してからは、夢というより希望として、1人暮らしをする事でした

 

両親の夫婦喧嘩を見てるのにへきへきしていたからです

 

でも、それすらも許されませんでした

 

おかんが泣きながら

 

「ほしこちゃんまで、お母さんを捨てるの?!」と、泣きついたからです

 

強い精神力を持ってる人は、もしかしたらそんなおかんを振り切って

 

1人暮らしをする事も出来たかもしれません

 

でも、私はそこまで強くありませんでした

 

泣いてるおかんの手を振り切って1人暮らしをする度胸がありませんでした

 

人生の分岐点だったのが20歳でおかんと上京した事かもしれません

 

20歳で両親が離婚をして、私は婚約者がいたので九州に残るつもりでした

 

でも、ここでまた例の

 

「おかあさんは九州にいたくないの。もちろんほしこちゃんも着いてきてくれるよね」

 

の、言葉に

 

「私は結婚したい人がいるから残る」と、答えるとまた、泣きながら

 

「ほしこちゃんまでお母さんを捨てるの?」でした

 

内心では、じゃぁ九州でも1つの県だけじゃないんだから

 

他の県に行けばいいのにと、思ってました

 

何回もおかんとは話し合いました

 

私はついていかないと、答える度に泣きながら訴えるおかん

 

その繰り返しにうんざりしたので

 

「上京して、少し痛い目に合えば九州に帰ってくるだろう」と、甘い考えで

 

上京についてきました

 

それが、甘かったです

 

婚約者が浮気をして、婚約破棄になって、他の男性と結婚の話が出る度に

 

泣きながらの「捨てる」の言葉

 

私の人生なんだから、結婚で別居するごときで「捨てる」と、言われると気分が悪かったです

 

彼氏の方も気分が悪かったと思います

 

いかにも「娘を取り上げる悪い男」みたいに言われて

 

それで、何回か結婚しそこねて今に至ります

 

今では自分のペースが出来てしまったので、結婚に夢も希望も持ってないので

 

結婚はしないと思いますが、今更おかんは

 

「結婚はしなくても、生きていく上でのパートナーは作って欲しい」と、言ってます

 

私の人生でできなかった事をおかんのせいにするのは、簡単です

 

でも、おかんがどんなに泣いて、すがってきても、決めたのは私です

 

だから責任は全部、私にあります

 

だけど、影響がなかったとは言えません

 

今はこむぎとちとせがいるので、寂しくないですが

 

おかんが逝って、こむぎも、ちとせもいなくなって新しく子猫を飼うのは

 

私の年齢的に無理だと、思います

 

 

 

そうなると夢だった1人暮らしです

 

ハッピーエンドかもしれませんが、私も年齢を重ね過ぎました

 

1人暮らしの孤独に耐えられるだろうか

 

死ぬ時、そばに誰かいてくれるだろうか

 

もしかしたら、孤独死かもしれない

 

色々考える事はあります

 

叶った夢 叶えられなかった夢

 

色々あります でもそれは生きているすべての人々に当てはまるのではないでしょうか

 

若いころ、SMAPのビストロSMAPの収録に当たったのは、とても嬉しかったです

 

コンサートで前から2列目になった事も嬉しかったです

 

それは九州に残っていたら、叶わなかった夢かもしれません

 

叶った夢も確かに私の中にはあります

 

でも、私の人生に多大な影響を与えたおかんの存在は大きかったです

 

 

 

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