介護のゆくえ | Vicissitudes de richesse ~七転八起~

Vicissitudes de richesse ~七転八起~

人生、転んでも立ち上あがれば勝つんですよねぇ
だから、転んでも立ち上がるんです
立ち上がって、立ち上がり続けるんです

2~3日前から、私は鬱に片足を突っ込んでます

 

それは1人でおかんの介護をし、家事もこなし

 

おかんの物欲に対処する事に疲れてしまったからです

 

2~3日前に具合が悪く、それでも家事を黙々とこなしている時、おかんが

 

「そんなに1人で、頑張らなくていいよ

 

私もあれ買って、これ買ってって言わない様にするから」と、

 

珍しく優しい言葉を言ってくれました

 

でも舌の根の乾かない内に

 

「冬物の靴と外出用のパンツが欲しい」と、言い出しました

 

「あれ買って、これ買ってって言わない様にしたのはいつの事?」と、思ってしまいました

 

うっすらと、死んでしまおうとも考えてしまいました

 

いつになったら、この介護から脱出できるんだろうとも、考えてしまいました

 

おかんの介護が終わるのは、おかんの「死」を意味します

 

そんな事を考えてしまう私はなんて冷たい娘なんだろうとも思いました

 

 

1人じゃ抱えられなくなって、知人に相談しました

 

答えは

 

「ショートとかデイに行ってもらう事は出来ないの?」でした

 

それは色々な人に提案してもらいましたが、当の本人が

 

「施設では子供に言い聞かせるみたいに、扱われるから嫌」と、頑と譲りません

 

そして

 

「施設に入れる事は考えてないの?」

 

とも、提案してもらいました

 

私は

 

「そこまでして、私は楽をしたいのか?って考えちゃうんですよね」と、答えると

 

「今、こういう風に自分で『鬱に片足突っ込んでる』って言ってる程、疲れてるんだから

 

楽をしてもいいと思ういよ。ほしこちゃんはお母さんに優しすぎるんだよ」と

 

おっしゃってました

 

まだ、おかんを施設に入れるつもりはありませんが、もし施設におかんを入れた時

 

私はすっごく罪悪感が残ると思うんです

 

これは親1人、子1人でずっと過ごしてきたからかもしれません

 

私も高校生の時、おかんには辛い思いをさせてしまったと、思ってます

 

(高校生の時、いじめにあってたので 頭上から鉢が落ちてくるのは日常茶飯事でした)

 

季節の変わり目とはいえ、9月はすっごく疲れてしまいました

 

 

これからの、おかんの介護 どうなってしまうのかわかりませんが

 

私は精一杯してあげたいと思ってます