今日はATM
巡りと映画
を観てきました
今回の映画は「七つの会議」
池井戸作品だけあって、大企業の中で弱者である(ハズの)八角民夫 (演:野村萬斎さん)が
自分の会社の上司に逆らってでも、会社の闇を暴いていく…
と言う感じの映画でした![]()
自社が抱えてる闇とは、何かと探っているうちに「あ~、あのシーンはそんな意味があったのね」って
布石に納得しましたし、ライバルと思われてた北川誠営業部長(演:香川照之さん)との関係も
後半になってわかってきて「なるほどね~」と感心しました
が、現代の会社で「御前会議」なんて会社社長が絶対のものあるのか?と思いました
私は原作は読んでませんが、タイトルの「七つの会議」の「七つ」ってどの事を指してるんだろう…![]()
知ってる方がいらっしゃったら教えてください
そして、少ししか出演してませんが、春風亭昇太さんの嫌~な感じが
本性がそうだから、嫁が来ないじゃないの?って位、嫌な奴だったし腰抜けでした(笑)
昇太さんは、長い紐に巻かれてる役と言うか腰ぎんちゃく役が似合います![]()
あと一人、これも嫌~な役でしたが佐野健一郎(演:岡田浩暉さん)も似合ってました
若い頃はさわやかな役が多かった分、年齢を重ねていい味出してます![]()
そう言えば岡田さんはバンドの 「To Be Continued」 はどうなってるんでしょう
「To Be Continued」 の曲は好きだったのですが![]()
Wikipediaで調べると活動休止中の様ですね
普段は「チャラ男」で売っている、藤森慎吾さんも嫌な役が似合ってました
あっさり左遷させられますけど…![]()
営業2課から営業1課の課長になった原島万二(演:及川光博さん)が2度程
緊張のあまり、吐くシーンがありますが、そんなにメンタル弱くて大丈夫?と思いました
前半では腰を丸めて「やる気全くありません
」だった萬斎さんが
後半ではシャキ~ンと背筋を伸ばして、上司達に正義を語るシーンはさすがと思いましたが
背筋の伸ばし方が「狂言師」って感じが抜けてませんでしたね![]()
私も販売員という「営業職」をした事はありますが、会社からのノルマは半端ないです![]()
だからって「そこまでする~?!」っていうのが池井戸作品なのかもしれません![]()
今回も熱い男達の、熱い映画でした
