恩師からの手紙 | Vicissitudes de richesse ~七転八起~

Vicissitudes de richesse ~七転八起~

人生、転んでも立ち上あがれば勝つんですよねぇ
だから、転んでも立ち上がるんです
立ち上がって、立ち上がり続けるんです

昨日、高校時代の先生から手紙が来た

 

高校1年生の時の担任の先生だから、かれこれ30年近くのお付き合い

 

高校時代、私は学校全体からいじめにあっていた

 

真冬の体育館で、全校生徒の前でバケツ3杯分の水をかけられた事もある

 

それは私がくせっ毛で、パーマをかけてる疑いがあったから

 

その時、先生方も含め生徒全員がクスクス笑いをしながら見ていただけだった

 

それを止めてくれたのが、担任の先生だった

 

学校全体で私へのいじめがあったから、先生も私の味方になるには勇気がいったと思う

 

それでも私をかばってくれた、かけがえのない恩師だ

 

その先生も今年の4月に、教職を辞めて年金生活に入ったらしい

 

4月に入ってからは、好きな釣りをして九州の道の駅をドライブして…と夢を膨らましていたそうだ

 

が、今年に入ってからガソリン代は値上がり

 

そんな悠長な事が言ってられないと、嘆いていた

 

先生も95歳のお母さんを介護しているらしが、お母さんは自宅で一人暮らしをしていて

 

週に2回程、顔を出して昼食を共にしているそう

 

あとはヘルパーさんに任せて、願うは「寝たきりにならないで欲しい」こと

 

でも95歳で一人暮らしが出来るなんて、お元気なんだろうな

 

筆まめな先生じゃなかったから、手紙が来た時は嬉しかった

 

先生も現役の教師ではなくなり、今や年金生活

 

私も歳をとったけど、先生も歳をとったなぁと思う、手紙の内容だった