恒例になった気分転換の映画
今月は「空飛ぶタイヤ」を観てきました
予告では主演の長瀬智也君の脇をベテランのディーンさんと高橋一生さんが固めてるって感じでしたが
ふたを開けてみると、きも～ち一生さんの出番が少なかったような…
大事な役柄ではあったんですが
やっぱり池井戸さん作品とあって「陸王」と構図が似ているような気がしました
大企業
VS中小企業
で、その間に銀行が入る
最初はなんとなくズルズルと話が進み
「大企業に負けそうな中小企業の社長＝長瀬君」って感じだったのですが
繰り返し時点ぐらいから、食い入るように観てました
印象的だったのが、大企業の中で自社の闇を内側から探ろうとするディーンさんが
だんだんと赤松運送の社長、長瀬君を面倒くさい自社の車を使っている客というより
会社を守ろうとしている1人の「男同士」として見始めるところですね
会社で、長瀬君と話している時は「私」と一人称で言っていたのが
真相を確かめていくにつれて「俺」になっていくところが、なかなか興味深かったです
それに対して、グループ企業の銀行の調査員の一生さんが
真正面から会社に対して挑む、ディーンさんと比べると、裏工作し過ぎなのかなっと…
ディーンさんと一緒に会社の闇を暴こうとする、ムロツヨシさんが脇役としては光ってました
「空飛ぶタイヤ」はWOWOWで、仲村トオルさん主演でも放送されてますが
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（私は観てないです）
長瀬君がいい意味でおっさん臭く、泥臭くても大企業に挑もうとする姿が良かったです