今月からお世話になっている訪問看護ステーションの所長さんが変わったので
先日、看護師さんと一緒にご挨拶にいらっしゃいました
最近、おかんの介護で寝不足なことを看護日誌でご存じだったらしく
「あんまり無理しないでくださいね」と言われました
そこまではよかったです
でも次の一言がマズかった
「お母さんにはオムツにしてもらって、ベットの上で排泄してもらったら寝れるじゃないですか」
看護師としても人間としてもあり得ない言葉だと思いました
きっと私の寝不足を心配して言ってくださったのかもしれませんが
誰だって大人になってから、体の自由があまりきかなくなったからと言って
進んでオムツへ移行したい人なんていないと思います
確かにおかんは万が一のために、履くタイプのオムツをしてます
でも、私はできるだけトイレで用が済ませるうちは自力で、行ける様に手伝いをしたいと
思ってるし、そのつもりです
寝不足なのは確かです でもその言葉は「介護」される側とする側の事を理解してないなと思いました
昨日、遊び(兼営業)に来られた看護師K氏にこの事を話したら
「それは言っちゃマズイ一言だね」とおっしゃってました
今までの所長さんは皆さん30代後半で、それなりの経験がある方々でしたが
今回の所長さんは20代半ばで、率直に言えば経験が足りないなと思いました
お見送りをするときに、
「私の寝不足を心配してくれて言ってくれたのかもしれませんが、
母の介護の事であそこまで言われるのは不本意です」とハッキリとお伝えしました
あたふたと表情を変えて、小さな声で「すみません」と呟いたのが
「所長」としての器が足りないなと思った、一コマでした