淋しいだれかを抱きしめながら by 青木 景子いつか 優しい人になりたかったのは いつか わたしのように淋しいだれかを ぎゅっと 抱きしめてあげたかったから 私がそうして欲しかったように だれが こんな目にあわせたのって いってあげたかったから だけど 淋しいだれかを抱きしめながら まだ淋しいね まだまだねって なおさら淋しい私が泣きじゃくる